桜狩りといえば、まずは祇園白川。
と思って行ってみれば、ウェディングと外国人観光客でごった返し。ピーカンだったのも災いして、人物撮影には不適な日でした。
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2018年3月 びわ湖疏水船に試乗して
滋賀県三井寺駅で集合して、水路で京都の蹴上へ。明治維新150年の今年、びわ湖疏水船が29日から運航されます。幸運にも、一足先に載せて頂きました。桜、桜、桜、・・・いまにも咲きそうな蕾を観ながら、岸辺が桜色だったらなあと残念がいっぱいの私。せめて私が帯を桜色にしてきて、つもり、つもり、つもり。文様で季節先取りは、こういうのを言うのでしょうね。
乗船は約1時間。琵琶湖と疏水の水位を調える大津閘門から、旧御所水道ポンプ室前まで走ります。とても慣れているガイドさんの説明を聞きながら、疎水の歴史がよくわかるので、ぜひぜひのトライしてみてくださいね。
追伸:茶友が30日に乗船しました。桜は未だだろうと覚悟の切符購入にもかかわらず、な、なんと、まさかまさかの七分咲きで、と喜んでいました。早咲きの桜に笑った人、泣いた人いろいろの今年です。
2018年3月 清凉寺にて
2018年3月 弘道館へ水仙の帯で
2018年3月 千總の枝垂れ桜文で、名勝、津田楼、鍵善へ
またまた名勝へ。中の一部だけの写真撮影はいいけれど、webでのアップは禁じられ、しかも、訪れた先の名称も内緒にせよとのこと。門の前の写真は許されるということで、左の写真なり。どことはわからぬように、ぼかしたり、切り取ったり、大変です。
某カルチャーセンターの講座枠で入れた名勝。値段の高さに、どう思う?と問い合わせてきたOさんと申し込みました。ならば、祇園の津田楼にご案内したいとランチに誘っていただき、その足で鍵善へ。いつもならくずきりを頼むところだけど、肌寒かったのでお抹茶に。雨に打たれて鮮やかな苔とのシンクロにご注目あれ。
着物は千總さんの枝垂れ桜。初お目見え。小雨が降っているので相当に迷ったのですが、一般には入れない名勝ゆえ、写真を撮るなら、こちらと張り切った次第。将来、一般公開されるようになれば、紅梅と庭を背景にした写真をアップできるかも。
帯は、借景のお庭を意識したもの。山々が浮き出るの、ご覧いただけるでしょうか。昨秋のフォーラム「古都の借景」司会の折、これを結ぶことを考えたのですが、客席から見たら、単なる白にしか見えないので止めました。帯揚げと帯締めは、濃いめの桜色で。