巡行の朝。新町通から御池通に進む鉾を追いかけました。
まずは北観音山。六角の浴衣。そして、南観音山が追いかけます。最後は大船鉾。今年は龍頭が先頭に載っています。御池が混雑しているときの待ちが狙い目。停まっているので、撮影しやすいです。
ペイズリー柄の浴衣は地味ですが、関係者と間違えられるので、叱られにくいメリットがあります。
巡行の朝。新町通から御池通に進む鉾を追いかけました。
まずは北観音山。六角の浴衣。そして、南観音山が追いかけます。最後は大船鉾。今年は龍頭が先頭に載っています。御池が混雑しているときの待ちが狙い目。停まっているので、撮影しやすいです。
ペイズリー柄の浴衣は地味ですが、関係者と間違えられるので、叱られにくいメリットがあります。
前祭の山鉾巡行と同じ新町通。後祭の北観音山と南観音山、大船鉾の曳き初めが行われる。
この日は吉田塾受講生として、北観音山の曳き初め、もしくは無名舎2階からその様子を鑑賞することが許されている。最初は2階から鑑賞、その後曳き初めに加わった。
山鉾巡行の見どころはいろいろありますが、最も優雅なのは、新町通の京町屋の二階で、巡行を終えた鉾が南下していくのを見ることでしょう。それには、ご縁がなければ、そこに入ることができない、ある種の特権なのです。今年はそれがかない、しかも浴衣姿の芸妓さんたちとご一緒できたのです。
四条烏丸で山鉾の出発を撮影した後、新しい浴衣に着換えて、楽しみモードに切り替えた今年の巡行でした。
17日の朝。山鉾巡行先頭を行くのは長刀鉾。町会所前から四条烏丸交差点真ん中に長刀鉾を移動させて、お稚児さんが乗るのを待ちます。
強力の肩に乗ったお稚児さんに注目が集まります。今年のお稚児さんは自然体で表情豊かだけど、この瞬間はさすがに少し緊張気味。強力さんが左、右と皆さんにお披露目して、鉾に載せました。このシーンは巡行最後、新町御池で降りる瞬間にも見られます。
一昨年までは、しめ縄斬りの瞬間を撮影するために麩屋町におりましたが(2時間前から陣取り)、昨年からは四条烏丸で、この瞬間をしかと見届けます。
巡行の日、私は脚立持ってカメラ持って走っております。浴衣着ていれば、他の方のカメラにフレームインしても、映像を台無しにしないので。私なりの気遣い。
最近席拓きをした茶友の月釜の後ビールを飲みたい、というリクエストに応えて、河原町御池のルーフトップバーへ。背後に見えるのは、ホテルオークラ(京都ホテル)。15年ほどの前にNYで流行ったルーフトップバーを思わせるこの店は、かつての島津製作所のビル。17時前についてしまったので、まずは1階のカフェでビール。
6月になると、京町屋は夏の室礼に換えられていきます。新町六角の吉田邸もそう。このあたりは、三井家、伊藤家(松坂屋)など豪商の家々が並んでいた町。祇園祭の北観音山です。