本格的に着物を着始めたころ、池田重子さんの帯を探しに、きもの一番館(市田)さんの展示会に行きました。いろいろ話すうち、紬のプロがいると聞き、翌日、スーツケースに紬を詰め込んで出直したのです。
黒地にポイント柄の大島は昭和40年代までなのだ、赤の入った大島は、もっとめずらしいのだ、と教えられました。貴重な一着です。
フラッシュのせいで赤が際立ちますが、実際は黒が勝っています。締めやすいので、つい縮縮の帯を合わせてしまいます。特に、この青は名古屋帯なので結ぶのがラクなのです。5月と10月が着ごろです。
2011年05月 赤黒の大島
2011.06.01