梅を求めて、桂離宮へ。残念ながら、春の気配はまだまだ。だからこそ、梅の帯が際立ちます。なるほど、季節先取りの文様を身に着けたのは、こういう意味だと実感しました。
花が咲けば長蛇の列。冬枯れの名残りだからこそ、すんなりと札を手に入れることができた桂離宮。でも、一歩足を踏み入れると、気が違うんです。気持ちがきりっと引き締まります。ここに梅や桜が花をつけたら、どんなに美しいだろうかと想像しながら歩きました。
最後に、みつけました。梅の花。紅梅が1本だけ花をつけていました。私の袖口から見える光琳梅、記念にアップしました。
2017年3月 桂離宮
2017.03.08