昼間だから暑そうかも、と迷ったけれど、花火の帯の生かし方として、この着物を試してみたかったのです。夜空に花火、に見えるかどうか。星空とも夜の川とも見える変わり絽は、七夕に使おうと選んだもの。裾には、白鷺の刺繍。鴨川の鷺と似ているでしょ。鷺は神輿洗のときに鴨川で見かけたんです。上前が風になびいて、透けるところが涼しげなの。糸も細くて軽くて、現代ものでは出せない ニュアンス満載。
でも、誰も着物に興味を示さなかった。京都受けしないのかなあ。
2015年7月 夜の鷺に花火@祇園祭宵宵山
2015.07.15