大島紬の着物は母が好きだったらしく、何枚かあるのですが、地味で年相応に老けて見えてしまうのが難しいですね。だからつい、黒地に幾何学のようなものを選び、オーソドックスな柄は避けてきました。なかでも、この麻の葉文は今年初めて袖を通したもの。着ると埃っぽくて、少し悔やまれました。
裾まわしが桜色なので、帯に花織を持ってきました。幾何学×幾何学に抵抗がなければ、面白いと思います。
孔雀の屏風は紫織庵さんの町屋に飾られています。1枚はフラッシュあり、1枚はフラッシュなし。後者は桜色の裾回しを見ていただくために掲載しました。帯締、帯揚も同系色です。
2013年11月 花織の帯on麻の葉文の大島紬
2013.11.12