2013年8月 雪華文on 絽の鮫小紋

絽鮫小紋★
雨の八朔で着そびれた祖母の鮫小紋。袖を通してみたら、袖丈は2寸5分、袖幅も短くて、アレレ・・・。小柄だった祖母の着物は時として、袖丈が短めなのです。自分サイズの襦袢を生かすなら、袖幅を出して着用したいものです。しかし、鮫小紋の場合、色焼けしていると、出した場所だけ明るく浮いてしまうのが難点。解いてみて色が違えば、幅は短いまま着なければなりません。そして、この着物用に襦袢を作るか、袖つけかえで乗り切るか。着る頻度にかかっています。
この着物は傍から見ると涼しげな上、派手ではないので、取材には使えます。ただ、上手に着ないと、仲居さんルックになってしまうのが難しいところ。
今回は雪華の黒の帯、くもの巣の帯揚げです。雪の結晶の帯留があるのですが、急いで外出したので、次回、トライします。