新刊 『スウィング・ジャパン』が7月18日に刊行されました。いまなら平積みされていますので、ぜひ手にとってくださいね。
著者プロフィール撮影に着用したのが、この着物。本のカバー袖に使われた写真は、作家らしく、もっとキリっとした表情です。これは宣伝用の写真。新潮社のカメラマンが撮ってくれました。
誉田屋山口源兵衛さんプロデュースの帯「雨あがり」。102歳で亡くなった名人95歳の時の渾身の作品です。お太鼓部分はアザミと蜘蛛の巣、それにドクダミです。蜘蛛の巣の水滴は銀糸で掬っているのですが、それを織りながらどの位置に入れていくかが名人芸。そのタイトルにふさわしく、帯締めと帯揚げを空色にしてみました(2007年には着物を空色にして着ています)。
着物は、晩年の母の江戸小紋の絽。身幅が大きいです。 c新潮社
2012年7月 『スウィング・ジャパン』著者プロフィール
2012.08.11