東京と違って、京都で松飾を外すのは、15日の小正月。旧暦では立春後の望月で、この日、多くの神社で御粥神事が斎行されます。小豆が邪気を払うと考えられ、伊勢神宮では9世紀の記録にも残っており、各家庭でも小豆粥を食べるのです。
小正月には餅花を飾り、豊作を祈ります。柳の木に飾る紅白の餅は、農耕神の予祝の花である桜の花、実った稲穂をあらわしているのです。
ゆえに、小豆色の着物に餅花の帯で神事に参列。直会では、お神酒の後に一口、御粥をいただきました。半紙の上に載せていただくので、水分はほとんどありません。
お昼は、りいぼんで。上賀茂神社参拝の折に、立ち寄る店です。
2018年1月 小正月は餅花の帯に羽子板の帯留で
2018.01.15