かわの屋さんの20周年祝宴が明治記念館で開かれました。かわの屋さんで頂いた和服は数知れず。悩んだあげく、二十歳なのだから、本振袖を選んだ私。熊谷好博子さんのカトレヤ。帯は丸帯。自分で結ぶには短いので、プロに結んでもらえるときに浮上します。草履は祇園ない藤。
でも、会場に行ってみて、この選択が失敗と気づきます。作家の先生方がたくさん出席されているではありませんか。わあ、秋山先生のお顔も! だったら、先生の作品を着てきたのに。小石丸を貝紫で染めた作品には、まだ袖を通していないのです。茶席は無理だし、パーティでもワインをこぼしたら怖いので、桐の箪笥にしまわれたまま。
往きは大雨。かえりはピーカン。なんという着物泣かせなお天気だったことか。レインコートの袖に本振袖入れ込むの大変なんです。
祝宴終了後、記念館の中を探検。結婚式場は、こんなに厳かな雰囲気なのです。ピーカンがゆえの強い陽ざしが、いい感じ。