今年も相嘗祭(あいなめさい)に参列しました。この日は陽射しが強く、照葉も水面も例年にも増して眩しく、神事の後はより一層、境内の気が澄み渡って、右のような写真になりました。
相嘗祭とは古代、神嘗祭に次いで新嘗祭の前に、天皇がとくに信仰される近畿を中心とした71座の神々に新穀と新酒を奉った祭儀です。いまでも続いている神社はほとんど無く、上賀茂神社は貴重な存在。直会(なおらい)も、白酒(しろき)でした。
今年はもちろん、稲穂の帯。このために探しあてた帯ですから。神職さんも、すぐに反応してくれました。きものは、上賀茂神社の神紋である二葉葵を意識して、葵文の辻が花。
この帯を締めて、早く伊勢神宮に参拝したいなあ。
追伸:左下の写真、左半分は地面ですが、右半分は水面。