2017年7月 祇園にて

閉店するエルメスを訪れ、祇園を歩いていたら、
「いやあ、お姉さん」

と声をかけられて振り返れば、山鉾巡行でお会いした舞妓ちゃんではありませんか。いつの間にか声をかけられるほど馴染んでしまった自分にびっくり。
「いやあ、うちスッピンで」

そんなあ。若いんだから、スッピンで十分でしょ、と思わず言いそうになったのですが。舞妓ちゃんはお仕事のときは白塗りですものね、意味が違うんです。
琉球絣の着物には、同じくシブい色を合わせるか、朱を合わせるかなのですが、つい朱を選ぶ私。舞妓ちゃんのマネをしているわけではありません。ちょっとエルメスオレンジ意識したのですが、このコーデは、松八重の女将さんに褒められて、とても嬉しかった覚えがあります。