京都の雛飾りは、旧暦新暦それぞれですが、新暦の場合は仕舞うのは啓蟄の日が多いよう。中村軒では5日まで、ひいなが飾られているというので、訪れました。
夏のかき氷でも有名な中村軒。おくどさんまで飾られているのが見もの。私は、お薄茶と、焼よもぎ団子を頂きました。
母の箪笥にあった紬の着物に蜘蛛の巣の八掛。歩いたときに、その価値がわかります。帯揚げの色も合わせています。
草履は、祇園ない藤さんのもの。四角いシェイプと前がぽっこりのように上がっているのが気に入りました。サイドが桜色ゆえ、この季節に履いてみたくなります。
2017年3月 中村軒の雛飾り
2017.03.05