12月4日をもって、しばらく閉じるという野村美術館へ。お茶碗鑑賞を堪能した後、京都市美術館で開かれている「若冲の京都 KYOTOの若冲」展へと急ぎました。
入館締め切りの16時半直前に駆け込んだので、残された時間は30分余りではありましたが、少しも並ばず、好きな絵の前でじっくり鑑賞がかないました。
だから、若冲の帯。雉です。白梅錦鶏以外で、若冲が描いた雉は「樹花鳥獣図屏風」の中に出てくるくらい。そこから取材して描かれたものと思われます。
着物は紬。洗い張りした状態で、母のたんすに眠っていたものを仕立ています。
2016年12月 若冲展へは若冲の帯で
2016.12.03