後祭はしんみり静かで、いい。人も少なく、味わい深い。宵山の日和神楽も、じわっと効きます。
宵山と宵宵山には、この花火文の浴衣を着ました。誉田屋製なので、室町の「黒主山」の提灯前で撮影。
大量生産ものとは違って、高級感満載。着物として着られるほどの出来栄えです。金が使われていて生地も厚いので、纏うと暑いんです。だから、涼しい夜でないと着られない。本当はちゃんとした帯がいいのだけど、雨が心配なのと簡単につけられるので、ターコイズ色の麻の葉文付け帯を締めています。帯留は蜘蛛の巣の上の蜘蛛。
2015年7月 花火文の浴衣
2015.07.23