2011年03月 木の葉を描いた帯


いつまでも地震を恐れていては何もできない。外で被災して遠くの避難所に行くことを考えると和服で出歩くのは勇気がいります。でも、家の中なら安心。元気を取り戻すべく、着物を着て写真に残すことにしました。これは、その第一弾。
平成になってから母が購入したと思われる結城紬です。仕立てが私には大きくてびしっとは着られませんが、歳を重ねたら、顔には馴染んできました。帯は母が若いころから持っていたのではないでしょうか。朱地に葉が描かれています。葉脈は朱抜き、透き通った感じを出しているのだと思います。