2010年3月 夜桜

満開の桜の季節に開かれた「百夜句会」で着用したのは、夜桜を思わせる桜文様の着物と和楽器の帯。いずれもアンティーク、この夜がデビューです。
鼓の帯はまともに結ぶと、笛が裏になってしまいます。そこで、帯をねじって表にもって来ました。鼓とともに桜と青楓が刺繍されています。よほど背の小さい方の着物だったのでしょう。真ん中に継ぎがありますが、私の身長だと、うまく隠れました。帯を結んだ右下にも桜を飛ばしているところが、アンティークきものの粋なところですね。