
朝は、吉田神社大元宮と竹中稲荷神社初参拝。『京都で、きもの修行』に登場する、上賀茂神社で不思議な言語を発したお姉さまに遭遇したので、神楽岡の竹中稲荷にお供しました。初参拝。
写真は、吉田神社 の大元宮。お朔日と節分祭の折のみ参拝できます。今年も四つ目の方相氏 脇でパチリ。前夜も追儺式 で、童子たちを引き連れて鬼を追うのが方相氏です。
帯の前に描かれている鬼は豆を投げられて逃げていますが、この組み合わせだと、方相氏に追われている、追儺式のシーンにも見えてきます。
このカットを撮るためにコートを脱いだら、多くの

人達が声をかけてくださいました。まるで帯に吸い寄せられるように。そうです。こんなにかわいらしい鬼の帯は珍しいのです。年中行事にからめた帯を集めているアキオですが、節分だけみつからず、誂えようかとさえ考えていたのでした。大津絵とか鬼の面はあっても、納得のいくデザインは観たことがなかったから。
ところが、昨年、出会ったのです。銀座越後屋 さんで。お太鼓は、軒に刺された柊とイワシを見てびびるシーン。こちらも可愛らしいですね。
『京都で、きもの修行』にも書いたように、和服をまとうと、その文様でコミュニケーションが始まります。だから、ついついチカラが入るのです。
節分直前しか出番がありませんが、この愛らしい鬼くん。来年も人々を引き付けて止まないことでしょう。
またね。ありがとう

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