先週までしっかり安静にしていた私は、ついに東京へ。リスケしていただいた仕事を受けることができました。その後、中国飯店で五目焼きそばを食したのであります。
それにしても、この陽気。東京から戻る前に散ってしまうかも、と城南宮へと急ぎました。枝垂れ梅を背景に、わたせさんカバーの『京都で、きもの修行』を撮影したかったのです。窓の外に枝垂れ梅を描いてくださっているので。
小雨降る中、どうにか撮影に成功。雨粒がカバーの上に写っておりますが。そのうち動画もインスタのリールにアップいたします。
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
この写真は、新刊『京都で、きもの修行』に掲載されています。数年前、#上賀茂神社 で、#年女として福豆撒きのご奉仕 をした時のもので、そのエピソードも記されています。毎年、俳優さんも参加されますが、今年は #名取裕子 さんがいらっしゃるらしい。
纏っている裃など、映画会社から借りているのです。下は自前のきものにしたいとお願いしました。白がなかったので、卵色ですが、全体に柔らかい感じでしょ。巳年以降の人は、もしも奉仕する時には交渉してみてね。
今年の私は、早朝に吉田神社の大元宮の神事、後、上賀茂神社の朝10時からの神事に参列して、洛中に戻ってきました。久しぶりに寒く、しっかり本ビロードの長羽織風コートを纏って。そのコートは、新刊『京都で、きもの修行』最後のエピソード、大晦日の写真でご確認くださいね。