枝垂れ梅背景に『京都で、きもの修行』を撮影、そして東京へ

先週までしっかり安静にしていた私は、ついに東京へ。リスケしていただいた仕事を受けることができました。その後、中国飯店で五目焼きそばを食したのであります。

それにしても、この陽気。東京から戻る前に散ってしまうかも、と城南宮へと急ぎました。枝垂れ梅を背景に、わたせさんカバーの『京都で、きもの修行』を撮影したかったのです。窓の外に枝垂れ梅を描いてくださっているので。

小雨降る中、どうにか撮影に成功。雨粒がカバーの上に写っておりますが。そのうち動画もインスタのリールにアップいたします。

節分備忘メモ(新刊には掲載されていない話)

京都の節分は、神社仏閣巡りに忙しい。新刊には盛り込めなかった出来事を、備忘メモを披露します。いつも2月1日に、おついたち詣りを終えています。それを前提にご高覧ください。
2月3日 ①下鴨神社柊社 HPの記載より早く始まり10時20分には終了。ゆえに護符と福豆のみ頂いて帰る。
タクシーで上賀茂の②大田神社へ。アメノウズメノミコトがご祭神。お神楽で厄落とし。宮司さんに「上賀茂へはもう行かれましたか」と聞かれて(一昨日参拝したのだがと思いつつ)、再び③上賀茂神社へ。大田神社は上賀茂の摂社なのだ。二の鳥居を歩く福豆まきの人々を見て、かつて自分が奉仕したことを思い出す。
聖護院とか廬山寺に行きたかったが時間切れスマホ電池切れで帰宅。④八坂神社へ。福豆購入すると蘇民将来のお札を頂けるとのツイートを見たためだが、時既に遅く完売。神々に手を合わせた後、バス。
⑤吉田神社へ 模擬店がずらり、いつもより空いているが人は結構歩いている。本殿参拝にくねくねと行列。社務所で疫神斎札、稲穂、方相師土鈴、お米を頂き、森口さんのFB見て知った「節分限定」たくあんを買う。狙っていた焼きイワシも購入。ここで髪の毛とカシミヤコートが煙をたっぷり吸っていたが、北大路までバス。「鬼も逃げるイワシの臭い」、乗客の方々ごめんなさい。マスクで緩和されたと信じたい。
北大路から歩き、神明舎にイワシほか授与されたものを置く。
⑥上御霊神社へ。境内では神棚とかお札を燃やしつつあり、大祓詞を唱和。お献酒のお下がりを取りに社務所へ。やがて宮司さんの疫病退散の舞が始まり、福豆を頂く。
おろし用大根とビール(招福ラベル)を買って、神明舎でイワシを食し、地下鉄で帰宅。掃除不十分だが、入浴後、豆まき。
ここまですれば厄落としバッチリのはず。
さ、立春から本当の寅歳、始まり、始まり。
写真、マスは元旦、境内で樽酒を飲んだ際に、お面は昨年、宝塚清荒神の初不動にて。四つ目方相師の土鈴は吉田神社にて。柊は我家の鉢植えより。

節分 福豆撒き

この写真は、新刊『京都で、きもの修行』に掲載されています。数年前、#上賀茂神社 で、#年女として福豆撒きのご奉仕 をした時のもので、そのエピソードも記されています。毎年、俳優さんも参加されますが、今年は #名取裕子 さんがいらっしゃるらしい。

纏っている裃など、映画会社から借りているのです。下は自前のきものにしたいとお願いしました。白がなかったので、卵色ですが、全体に柔らかい感じでしょ。巳年以降の人は、もしも奉仕する時には交渉してみてね。

今年の私は、早朝に吉田神社の大元宮の神事、後、上賀茂神社の朝10時からの神事に参列して、洛中に戻ってきました。久しぶりに寒く、しっかり本ビロードの長羽織風コートを纏って。そのコートは、新刊『京都で、きもの修行』最後のエピソード、大晦日の写真でご確認くださいね。