カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2024.01.29
エンジン市原
2024.01.28
エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin市原。
26日から28日まで市原に滞在し、土曜日は早朝から夜まで講座でびっしり。
土曜日は、ひとつ講座をこなして戻りました。写真はインスタにあげていきます。
117は鎮魂の日
2024.01.17
鎮魂、供養は大切。と気づかせてくれたのは京都での日々。
1995年の阪神淡路大震災では、私は関西テレビ「関西ワンダラー」のキャスターとして、現場を歩きました。その2年後、97年1月17日に、母が帰らぬ人となりました。
毎年、1月17日は鎮魂の日。犠牲になった人々と、母に思いを馳せて、ひとり静かに手を合わせます。美人すぎて厳しかった母ですが、早すぎる旅立ちに形見となった和服を着こなすことが供養と信じて、コロナ禍前は、ほぼ毎日きものを纏っての京都暮らしを続けました。そうしたエピソードについては、新刊『京都で、きもの修行』に登場しますので、ぜひご高覧くださいませ。
いよいよ発売! 『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』
2024.01.16
祇園のえべっさん 蛭子船で巡行
2024.01.09
新春のお慶びを申し上げます
2024.01.01
朝5時からの歳旦祭参列のため、年越しはいつも徹夜。写真、目がちゃんと開いていませんが、お許しを。
毎年、防寒の準備万端で臨むのに、コート無しでの参列は初めて。YEAR of the DRAGONには、このショールを纏って。カシミヤ100なので、これ一枚でも、あったかいの。縁起物が得意なケイタマルヤマのデザインです。
参列のきもの、今年は、御神紋の葵でもなく、
丹塗りの矢(賀茂大神誕生の鍵)に梅でもなく、
昨年に続いて三友でまとめています。
そんな京都の神事などとと、きものの話を綴った『京都で、きもの修行』が、まもなく出版されます。きものを纏って祈る「よそ者」の記録ですが、暮らさないと見えない京都の歳時がわかります。手にとってご高覧いただけますと幸いです。
(アマゾンでは予約も可能)。
この新刊とともに、今年も変わらぬご愛顧のほど
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秋尾沙戸子