錦天満宮は、京都の台所といわれた錦市場の東端にあります。菅原道真公が祀られているのですが、最近はテレビ番組で井戸水が名水として取り上げられることもしばしば。祇園祭ラバーには、お神輿や、神輿を先導する久世稚児さんとのご縁で特別視されている神社です。25日14時から春の大祭が斎行されました。
次期宮司は現宮司のお嬢さんと決まっています。頭の飾りを新調されたようで、しっかりお写真に収めさせて頂きました。
あまりの暑さに、着物は一見単衣に見える絽。帯は鳳凰の綴れです。
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。