今年は鉾こそ建てられましたが、お囃子は会所の2階でのみ。道行く人が、提灯の灯りと祇園囃子に胸ときめかせて通り過ぎていくのでした。それでも、京都の人々に笑顔が戻り、ほっとしています。写真は3年前です。
本来なら宵山は・・・
2021.07.16
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。