流水の帯、先日アマンで来た葦の着物にふさわしかったかも。この日の着物は、少し南国風の花文様です。過去には、祖母の蝶文の帯を締めています。
お軸が竹であることでわかるように、テーマは七夕でした。北斗七星の帯を締めたらよかったかもと思いつつ、帯が天の川を現したということで、よしとしましょ。
東京のホテルで食事をするならアマンと決めている私。なのに、昨秋にオープンしたアマン京都は未踏のまま。ゆえに、江戸暮らしの久美子さん来洛の折、ランチをご一緒いただきました。
期待を裏切らない空間。食事のコンセプトも、少しずつ工夫がこらしてあって、大満足でした。
例によって和でも洋でも服がシンクロする私たち。お盆で母が戻ってきているはずなので、母の形見を着ようかとも思ったのですが、かわの屋さんで購入したまま袖を通していなかった絽の着物を選びました。葦がカラフルに描かれています。帯は、結納のために母が選んでくれた絽つづれ。帯どめはラリマーです。
外で撮影した2ショットは、久美子さんの了解を得てから追加掲載しますね。
担ぎ手の密を避けるために、神輿が出ない祇園祭2020.宮本組と神職によって、神さまが氏子地域25学区をめぐってくれました。有難き事。
かくいう私も氏子地域で暮らしている。この日にまわるとは聞いていが、コースも時刻も非公開。公にすれば密になるという論理は理解できる。が、近くを通ったら手を合わせたいのが氏子の心情。でも、いつなのか、タイミングがわからない。ようやく入手した情報だと、21日で、うちの学区は4番目に書かれている。ならば暗くなってかもと家にいたら、ドーンと太鼓の音が。あれ、もう、いらしたの? 外に飛び出したときには時すでに遅し。実は高倉通を進んでいたのに東洞院通に出たのが仇になり、探しても探してもみつからない。
で、御池通りの北を歩いていたら、背広を着た白髪の紳士に出会った。もしかして、神さまをお迎えするのですか? そうです、18時20分の予定なんですが。と言われた矢先、向こうからご一行が歩いてきた。予定より30分も早く。
そのときの様子です。神さまに手を合わせたいやら、撮影したいやら、忙しい私。いつもは、24日に東洞院通をお神輿が北上していくので、それを待つ。御旅所に通って7日間、毎晩手を合わせるだけでなく、住まいの近くにいらしたお神輿に手を合わせるのがなんともうれしい。だって、神さまが鴨川を渡って、西の氏子地域をめぐってくださるのだから。