最近席拓きをした茶友の月釜の後ビールを飲みたい、というリクエストに応えて、河原町御池のルーフトップバーへ。背後に見えるのは、ホテルオークラ(京都ホテル)。15年ほどの前にNYで流行ったルーフトップバーを思わせるこの店は、かつての島津製作所のビル。17時前についてしまったので、まずは1階のカフェでビール。
カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2018.06.30
2018年6月 夏座敷
2018.06.17
6月になると、京町屋は夏の室礼に換えられていきます。新町六角の吉田邸もそう。このあたりは、三井家、伊藤家(松坂屋)など豪商の家々が並んでいた町。祇園祭の北観音山です。
2018年6月 龍文の帯で 弘道館へ
2018.06.09
2018年6月 薔薇の帯が似合う洋館
2018.06.04
2018年6月 京都薪能へ 月星梟文の帯で
2018.06.02
毎年、6月初めに京都薪能が開かれます。平安神宮本殿手前に能舞台が作られ、戦後すぐからずっと続いている催し。
次第に暮れなずみ、途中の火入れ式を経て薪能になっていくのも楽しみのひとつ。
こういうときに備え、羽衣と般若、翁と、能の帯を持ち合わせている私だが、今回の演目と合わないので、帯どめで逃げることにした。帯のお太鼓はフクロウ、前は星もしくは月。きものは、観月の折に重宝している母のお召し。月が写っているように見えるので。
2018年6月 芥子の花
2018.06.01