2018年2月 立春大吉


立春の京都は、抜けるような青空に恵まれました。2日3日と神社仏閣をめぐり、厄払い万全で立春を迎えられたことと思います。
写真は、上賀茂神社での福豆まきご奉仕。おかげさまで、無事に酉歳を過ごすことができました。支えてくださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。

実は、ほかに裃着て正面アップの写真もあったのですが、売れなかったアイドルが演歌に転向して出したシングルジャケットにしか見えないので、不採用。「立春大吉」が曲名みたいな。昭和の空気満載で。興味ある人は、昨年2月のブログを見てね。
相変わらず、童顔のまま歳を重ねた者の悩みは尽きませんが、今年もよろしくお願いします。

 

2018年2月 蘆山寺の鬼おどり

蘆山寺の鬼のうしろ
節分の記事を書くために、蘆山寺の写真が必要ということで、蘆山寺鬼おどり初体験。招待客の席に座っているように言われ、この状態。鬼の御加持の後ろにいるので、みんなの目にさらされているとは思っていたのだが、マヌケな顔をしていたら、たまたま境内に来ていた友人が撮影して送ってきた。
蘆山寺は御所東にあり、紫式部の邸宅跡としても注目されています。最低限、鬼門の吉田神社、裏鬼門の壬生寺をまわる人が多い中、さらに蘆山寺もまわるとなれば、根性が要ります。でも、鬼が暴れて、護摩炊きをしているお堂の中に入り、回心するという構成は見事で、太った着ぐるみの鬼の踊りは、一見の価値があります。
帰りに寄った下御霊神社の写真をとりあえずアップしておきます。鬼は氏子の若者が扮していて、蘆山寺の後では痩せ細りぶりが情けなく、物足りない。日本酒と甘酒の接待がありましたので、ちょっと酔いました。
上御霊神社では御霊太鼓の奉納があります。昨年に続いて訪れたかったのですが、疲れはてて断念。
IMG_7387 下御霊

2018年2月 黄な粉がこぼれた!

節分祭では、神社仏閣で色々な接待があるのです。ただし、並ばねばなりません。今年は土曜日で、かなりの混雑ぶり。
聖護院では甘酒、八つ橋の西尾さんでは、つきたて餅が、夜訪れた下鴨神社では、日本酒と甘酒が。結果、今年の私は、糖質ガンガンに摂ってしまったという恐ろしい一日となったのであります。
写真は、西尾さんのゆるキャラ。せっかく並んで頂いた黄な粉もち片手に2ショットとろうとしたら、なんと彼の手ではねられてしまったんです。その瞬間の写真がカメラに収まっているから、見てみて。死角あるから、仕方ないよね。お詫びに黄な粉もちが2個になって届いたんです。あなおそろし。

2018年2月 これが噂の懸想文

鬼門の神社仏閣の中で異彩を放つのが須賀神社。節分のときのみ売られる懸想文が面白いのです。
この文をタンスの引き出しに入れると、顔のかたちが良くなって、衣装が増え、良縁に恵まれるというのです。そんな噂を聞きつけて、若い女性がわざわざ京都にやってきます。私はといえば、今年、初めて求めました。いやあ、文なくても衣装増やしているし、私。うーん。美人になれるか、良縁に恵まれるか、今年、どんな流れになるか試してみましょ。
実はこの懸想文売りたちに興味があるのです、私。なぜ顔を隠しているかがミソ。この話はまた改めて。

2018年2月 梅の帯で節分会へ。鬼はゆるキャラ?


京都の節分は忙しいんです。2日3日は神社仏閣で追儺式(鬼やらい)が斎行され、それをいくつもめぐることになる。
鬼門の一番人気は吉田神社。2日の夜に行われるのだが、そちらは取材許可をとっての撮影だったので、着物は遠慮した。観客の前でしゃがみ込まねばならず、和服では同業者の顰蹙をかうからです。
3日の14時15時がピークで、どこを選ぶかが悩みどころ。今年は取材で蘆山寺に14時入り。よって、その前に13時から斎行される聖護院へ。早めに着いたら、鬼が子どもを脅したり、参拝客との2ショットに応じたり。ここは取材ではないので、私も記念撮影させてもらいました。
吉田神社でもそうでしたが、昼の部の鬼はゆるキャラか? 記念撮影に応じてくれるのです。
IMG_6068 聖護院 黄色