お正月の京都の風物詩のひとつ、寒中托鉢。とりわけ山伏に会うと、ついカメラを持って、追いかけたくなります。この日は、室町界隈の呉服屋さんを中心に。
戌と兎も描かれている長羽織。節分まで着られるでしょうか。長すぎて、新選組みたいと言われてしまいました。
お正月の京都の風物詩のひとつ、寒中托鉢。とりわけ山伏に会うと、ついカメラを持って、追いかけたくなります。この日は、室町界隈の呉服屋さんを中心に。
戌と兎も描かれている長羽織。節分まで着られるでしょうか。長すぎて、新選組みたいと言われてしまいました。
初卯神事が1時間早まって、参列しそびれました。戌歳の初卯の日。戌と兎が描かれた羽織を着て。
十日えびす。向かう道中は、屋台が出ていて、ついつい買い物をしたくなります。
神社についてからは、まず旧い笹を返し、新たに福笹を3千円で購入して、鯛や宝船、ゴールドの小槌を買ってつけてもらいます。それを、玄関にかけるのですが、東京の酉の市みたいな位置づけでしょうか。
昨年は帰りに草履の「ない藤」さんのセールに寄ってしまった私。みなに、福を、ない藤さんに落としてきた。まっすぐに家に帰らなあかん、と言われたことが気になっていて、今年は直帰したのであります。
しかしながら、そのロジックからすると、タクシーに落としてきている気もして、歩いて帰れということなのかと悩むこのごろ。
ところで、ない藤さんの蔵出はどうしたかといえば、初日9日に訪れて、爆買いしてしまいました。またまた散財。あああ
帯は、昨年と同じ餅花文。福笹とシンクロさせているので、2017年2月を覗いてみてくださいね。寒くて、羽織脱いで撮影できなかったのでした。
裏千家の初釜式。毎年、人日の神事に参列し、参列者特権で境内で七草がゆをいただいて今日庵にお邪魔していましたが、さすがに早朝の美容院がしんどくなり、神事はパス。美容院の後に七草がゆだけ頂くべく境内に出向いて、びっくり。長蛇の列ができていたのです。3連休が影響していたと思われます。
大宗匠のお元気なお顔を拝することができて、安心しました。写真は、金沢のお友達夫妻と。母の訪問着に誉田屋源兵衛の帯。昨年、楽楽荘でのお茶事に着用したパタンです。初釜には地味だったかもしれません。
昨年は3日に八坂神社にて初能を観賞。今年は伊勢神宮に日の出を拝みに行くゆえ、初能は2日に上賀茂神社で。
翁の帯をみつけたので、締めてゆきました。前は扇に描かれた松。たしかに、翁を舞う人の扇には、松が描かれています。
八坂神社ほどには混雑していないはず。と思ったのに、橋殿の周りに人だかりが出来ているではありませんか。いやあ、出遅れたと反省していたら、翁終了とともに人々が引き、ようやく前に進むことができたのです。よって、帯と翁のシンクロ撮影には失敗。いつものことながら、観客のドレスコードを和服にしてほしいと願う私。観客込の後方でも絵になるんだけどなあ。
お神酒の樽酒を頂いて、ならの小川で一息。源氏香の小紋でも、襦袢は上賀茂人神社の神紋、葵です。
朝5時から斎行される歳旦祭に参列。直会を頂いた後、外に出てみると、例年見られる太陽はお隠れで、曇天の下、丹塗りの矢を背景に撮影。昨年の写真がいまひとつだったので、同じコーデ。5本の矢が描かれた梅文に松竹梅の帯。ただし、バッグは宝尽くしで。
その後、同じ洛北にある圓通寺へ。昨年のフォーラムがご縁。お正月三が日しか拝めない仏様を観に。
日本の安泰と人々の無事を祈りました。
新春のお慶びを申し上げます。
大晦日は例年通り、蕎麦を食し、八坂神社で「をけら火」を頂き、鐘をついて年越し、そして徹夜して上賀茂神社の歳旦祭に参列したのであります。
今年もよろしくお願いします。