2017年3月 桂離宮

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P1230004P1230010梅を求めて、桂離宮へ。残念ながら、春の気配はまだまだ。だからこそ、梅の帯が際立ちます。なるほど、季節先取りの文様を身に着けたのは、こういう意味だと実感しました。P1230307
花が咲けば長蛇の列。冬枯れの名残りだからこそ、すんなりと札を手に入れることができた桂離宮。P1230057でも、一歩足を踏み入れると、気が違うんです。気持ちがきりっと引き締まります。ここに梅や桜が花をつけたら、どんなに美しいだろうかと想像しながら歩きました。
P1230094後に、みつけました。梅の花。紅梅が1本だけ花をつけていました。私の袖口から見える光琳梅、記念にアップしました。

2017年3月 中村軒の雛飾り

P1220706P1220728京都の雛飾りは、旧暦新暦それぞれですが、新暦の場合は仕舞うのは啓蟄の日が多いよう。中村軒では5日まで、ひいなが飾られているというので、訪れました。
夏のかき氷でも有名な中村軒。おくどさんまで飾られているのが見もの。私は、お薄茶と、焼よもぎ団子を頂きました。
P1220762P1220727母の箪笥にあった紬の着物に蜘蛛の巣の八掛。歩いたときに、その価値がわかります。帯揚げの色も合わせています。
草履は、祇園ない藤さんのもの。四角いシェイプと前がぽっこりのように上がっているのが気に入りました。サイドが桜色ゆえ、この季節に履いてみたくなります。

2017年3月 ひいなの帯

ひいな今年は桃花神事参列を断念。同じ時刻、聖護院門跡・宮城門主の「修験の知恵に問う現代社会」を拝聴しました。明日の京都 文化遺産プラットフォームの企画設営委員として。その後、「西尾八つ橋の里」で食事をしながら、今後の打ち合わせ。
3月3日の上巳の節句ゆえ、ひいなの帯を締めておりましたが、玄関に見事なひな壇が飾られていたので、しばし鑑賞。