祇園祭の真髄は、神輿渡御。神輿に遷られた神々が氏子地域をめぐり、お旅所に留まられることにあります。
これまで、行列を先導する宮本組や久世駒形稚児が四条通を行くのを追ってきましたが、今年初めて、八坂神社石段下に神輿三基が集まり差し上げする様子を拝見したのです。しかしながら、途中で大粒の雨が降ってきて、浴衣ごとびっしょり(右写真)。雨を覚悟の、浴衣だったのですが、夜の会食の席(@ぎおん楽楽)に迷惑がかかるので、焦りました。手ぬぐいを何枚も重ねて座るしかなく・・・。雨の神輿渡御については、そのお座敷から撮影した昨年の写真でご確認を。上から目線は本当はいけなのですが。最後の写真は一昨年、晴れの日に路上で撮影したもの。
帯も化繊なので気楽、雨向きです。博多献上風ですが、最初から作り帯として売られていました。後ろ姿は昨年の写真でご確認くださいませ(左)。
朝の山鉾巡行は、昨年に続いて洋服で通しました。天気予報に雨マークがあったためです。こちらも長刀鉾のお稚児さんによるしめ縄斬りの前に、大粒の雨が降ってきましたが、まあ洋服にカッパで正解。
月: 2016年7月
2016.07.20
山鉾巡行+神輿渡御
2016.07.17
2016年7月 日和神楽を追いかけて、向日葵文の浴衣で
2016.07.16
日和神楽。山鉾のお囃子が前夜、八坂神社へ祇園囃子を奉納します。翌日の巡行の晴天を祈念するためといわれます。
長刀鉾は、四条通を八坂神社に向かい、奉納後、祇園界隈をまわります。ある種、神楽の出前のようなもの。路地には、そのご利益にあずかろうとお茶屋さんで宴会中のお客さんや芸舞妓さんが出ていて、お姉さんたちの美しい姿を見るのもまた、赴きがあるのです。
私が日和神楽を知ったのは、初めて祇園祭を見に訪れた30代。西麻布にあった染司「よしおか」東京店で染色講座を持っていらした吉岡先生が、希望する聴講生たちをいざなて祇園祭を案内してくださったとき。ご一緒した女性二人と祇園のバー、サンポアに繰り出したことから、偶然に居合わせたのでした。
例年になく混雑している宵々山を経て、疲れ切っていた私は、着物を着るガッツはなく、安易にユニクロの向日葵文浴衣を纏って八坂神社へ。ラピスラズリ色の帯は、サテンの作り帯。向日葵の帯留が自慢のコーデでした。
東京から来ていたカメラマニアの予備校講師にバッタリ出会い、写真を撮ってもらって喜んでいたのですが、しかし、肝心なときに、帯留が写っていないのです。えーん、横に移動してしまった(右)。
帯留については、昨年の大船鉾前の写真(左)で、確認してくださいね。
宵宮、日和神楽
2016.07.16
2016年7月 龍五爪の帯@長刀鉾
2016.07.16
2016年7月 花火文浴衣で誉田屋さんへ
2016.07.15
宵宵宮
2016.07.14
2016年7月 オモダカ文浴衣に作り帯
2016.07.14
宵宮祭
2016.07.13
社参の儀
2016.07.13