小降りになった宵山の夜。長刀鉾の日和神楽は、この浴衣で。さすがに巡行は土砂降りで、夏用パンツスーツの上からレインコートとレインパンツで追いかけました。
台風一過で暑い日が続く京都では、19日から鉾建てが始まり、20日はついに南北観音山の曳き初めとなりました。35.7度でしたが、風があったので、それほどでも。日傘も同じ黄緑。
月: 2015年7月
後祭、山鉾建て
お旅所にて
2015年7月 神幸祭
神幸祭、毎年、花見小路で撮影しているんです。宮本組と久世駒形稚児、それに神輿をカメラに納められるから。雨の今年はまず、浴衣をたくしあげて、八坂神社石段下で神輿の差し上げを狙うつもりでした。
しかし、あまりにひどい土砂降りになったので断念。お茶仲間の夜の席@「ぎおん楽楽」を拠点に、お稚児さんと神輿だけ撮影することに決めたのです。
だったら、絽の着物の上からレインコートを着ればいい。当然、スサノオ・ブルーでしょ(コートもブルー)。というわけで、この取り合わせ。観世水の帯とあわせた絽の着物の文様は男性陣に好評。唐草のようにも見えるとのことで、僧侶の方にもお褒めいただきました。きもの写真は二週間前のもの。
久世駒形稚児は、長刀鉾のお稚児さんとは違うんです。神輿の先頭を行く。いつもは「一力」さんから強力の肩に乗って出てきて、四条通で馬に乗るのですが、。今年は、「一力」前で、馬にまたがりました。お神輿の写真は毎年撮影しているので、今年は上から。神さまを見下ろしてはいけないので、斜め後ろからのショットで。左奥は、歌舞練場。
神輿渡御
雨の山鉾巡行
日和神楽
2015年7月 アザミ文@祇園祭宵山
国立競技場、即刻見直すべき
スポーツ振興の役員とか政治家って、怪しいの、どこの国でも。利権の匂いプンプン。
でもね、国立競技場のデザインが本当にいいものなら、お金かけてもいい。日本の未来にふさわしくて、アスリートも評価するデザインならば・・・。
世界の関心が加速度ついて日本に向かっているのは、「自然と共生してきた日本の文化」が評価されているから。それを表現しているデザインなら、どんなに高くても血税つぎこんでも、応援できるんだけど・・・。
安藤忠雄さんは、なぜザハ案を選んだのか、今日の記者会見できっちり説明すべき。個人的人間関係とかではなく、心底あのデザインがすばらしいと考えて選んだのなら、国民に向けて熱く語ればいい。施主を説得するのは彼の得意技のはず。
なぜ金額が跳ね上がったのが「わからへんねん」なんて、言わないで。ザハ案の工事費は常々コンペの2倍3倍になることを、大先生は十分にご存じのはずだから。
写真は、先月末の既存の競技場が壊された後の千駄ヶ谷と、地元の鳩森神社。茅の輪をくぐって夏越の祓をした私。はたして神さまは、あの「異物」建設を許容するかしらん。怒りのあまり、東京に天変地異が起きないことを祈るばかり。