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エンジン01オープンカレッジ@富山
京都から富山へ、金沢の乗り継ぎが最低!
北陸新幹線開通は、関西在住の人間にとっては、かなり不便なことになっています。
サンダーバードで京都から金沢へ。そこで新幹線のシャトル便?に乗り換えて富山へ入る。
その乗り継ぎの不便なこと。エレベーター前には杖を疲れている方、スーツケースを持っている方がたくさんいらして、エレベーターを2回見送り。和服を詰め込んだスーツケースを持つ私は階段では降りられず、先にエスカレータがあるのかどうか表示もない。そのうち新幹線が出発してしまいそうで、新幹線のホームに急いだものの、駅員が上から目線で不親切、指示もあいまいで、あやうく乗りそびれるところでした。
表示のない金沢駅、最低です。乗り継ぎの助言をくれないJRの職員、最低です。新幹線の車両だけよくても駄目だと思うのです。
でも、ホテルには名前入りの「うこん」がデスクにおかれていて、レセプションでは地元の食材オンパレード。富山市民によるおもてなしには満足です。なにより、立山連峰がこんなに近くで、絵のように拝めて、人間が非力で、生かされていると思い知らされます。
左はタクシーの中から、右はホテルの部屋から。
白梅の季節に
早いもので3月――。
嬉しいはずの春の陽射しに急かされながら、集めた材料を上手くまとめられず、七転八倒の日々を送っております。
本日も桃花神事には参列できず、インタビューが2本。ストイックに取り組まねばと自分を追い込んでいるゆえ、ブログの更新もままならず、どうぞお許し下さい。
くわえて、坂東三津五郎丈の早すぎる逝去に、混乱したままの一週間でした。もともとリサーチのため東京滞在を予定。前夜に飛び込んできた訃報に一睡もできず、朝一番の新幹線に乗りました。喪服をスーツケースに詰め、お別れには和服を着るべきと勝手に思い込んで。
指先まで隙のない舞いを観ることも、奥が深くて気品漂う彼の句を選ぶことも、もうかなわないのだと思うと、悔しくてなりません。
写真は荼毘にふされる前日、宮内庁書稜部前に咲いていた白梅。上品で折り目正しかった三津五郎さんと重なって、瞳がうるんでしまった私。結果、焦点があった写真はこの1枚きり。
気持ちの整理がついたら三津五郎丈のことを書きたいと思いますが、いまは静かにご冥福をお祈りいたします。