晴れたら晴れたで、陽射しが強くて暑くて、人がいっぱい。先日の絹芭蕉の透け感を生かし、雪華の帯を乗せてみる。本人は暑いけど、端から見ると、涼しげだ。
これを着て、取材して歩く。夜には、汗ぐっしょり。中は洗えるシルク襦袢なので、助かる。
明日も晴れそう。やはり汗をかいた肌にシルクはべったりついてしまうので、上布にしようかな、と思う今宵。
カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2014.07.15
2014年7月 菊水鉾へ上布に流水の帯@宵宵宵山
2014.07.15
2014年7月 雨かも、鮫小紋に雪華@祇園祭前祭
2014.07.15
2014年7月 絹芭蕉をめだか文の襦袢の上に
2014.07.12
2014年7月 和久傳へ芙蓉の帯で
2014.07.06
2014年7月 琉球がすり@祇園祭
2014.07.06
2014年6月 龍の浮き出る傘
2014.07.03
2014年6月 蛍狩の季節
2014.07.02