2014年4月 カタクリ花の帯@六角堂

カタクリ帯バック@六角堂カタクリ花の帯。先日、訪れた武田の薬用植物園にカタクリの花があるのですが、あいにくカタクリの花その日は雨だったために、花は開いていませんでした。そう、陽射しがないとずーっと閉じたまま。でも、晴れた日には、右の紫の花が帯の文様のように見事に開くらしい。
DSCN0138カタクリの花が開くタイミングは桜の季節なのですよね。これまで合わせるのが難しいと躊躇して箪笥にしまっていたこの帯。洗い張りして箪笥に入っていた祖母の花田色の紬を昨年仕立てたので、こうしてお目見えした次第。

2014年4月 誉田屋源兵衛×松井冬子@京都

螺鈿帯 (4)笹島先生とアエラ「現代の肖像」冒頭で紹介したお二人のコラボ、会場を京都に変え、レセプションが開かれました。松井さんの絵を織り上げた帯と、自筆・デザインの着物を見ることができます。一般公開は5日ー8日まで、室町三条の誉田屋本社にて。
会場で笹島寿美先生との2ショット。先生に着付けを習いたいけれど、お稽古は東京なのですよね。残念。
私は母の娘時代の幾何学文の着物に、誉田屋製・螺鈿の市松を締めていきました。笹島先生は、誉田屋製・蜂の巣の帯で、とても素敵でした。蜂の巣の地紋の上に、蜂が・・・。

松井冬子×山口源兵衛@「誉田屋」本社

DSCN0310アエラ「現代の肖像」冒頭で紹介したお二人のコラボ、会場を京都に変え、昨夜、レセプションが開かれました。松井さんの絵を織り上げた帯と、自筆・デザインの着物を見ることができます。一般公開は5日ー8日まで、室町三条の誉田屋本社にて。

会場で笹島寿美先生との2ショット。先生に着付けを習いたいけれど、お稽古は東京なのですよね。残念。

2014年3月 京都の底力 薄物の染み抜きに成功

縮み生紬薄物なれど、備忘録として掲載します。左は我家の押入れから出てきた上布。右は、祖母の押入れから出てきた越後縮。どちらも、古いからガンガンに入れて押入れに突っ込んだまま、何十年も風に当てられることなく放置された風。おかげで、茶色の染みが其処彼処にしっかりついていました。
東京で染み抜きに出したところ「出来ない」との答。暖簾にするしかないのかなあ、と諦めていたものが、京都では、しっかり落とされました。すごい技術。職人技です。いずれも2万円以上かかりましたが、上布でこのような文様が作られることもなく、技術的にも平成のいまは不可能なのです。だから、少々散財しても、どうしても袖を通したかった。この夏が楽しみ  ♪。