賀茂曲水宴

★IMG_2462 曲水の宴 (480x384)★IMG_2737 (420x600)★IMG_2434★筆耕★IMG_2472斉王代 橋渡り (480x384)★IMG_2482斉王代2 (384x480)またまた平安の雅の世界へタイムスリップです。

今年も上賀茂神社で曲水の宴が開かれました。中国の周の時代に起源を持つ曲水宴は、3月の上巳の日に水辺で禊祓えを行う行事だったのが、日本に入った時点で、水流に盃を浮かべて和歌を詠むことに重きが置かれたようです。子どもたちは盃を促す役。前者は流し雛の慣わしとして一般にも残っています。

斉王代にとっても、これが最後のお仕事。葵祭からは次の方が担当されます。境内の斉王桜の前で記念撮影されていました。

2014年4月 曲水の宴には葵文の帯で

IMG_2462 曲水の宴 IMG_2737 またまた平安の雅の世界へタイムスリップです。
本当は平安神宮で着た鶸萌黄の無地を着るつもりでした。平安神宮と同じのを続けて着るのが悔しいのと、万が一の雨で汚すのが心配で、年季の入った母の鮫小紋を選んだのでした。「あら、葵文の帯。上賀茂神社にぴったりね」と地元曲水の宴 帯2のお姉さまから声をかけて頂きました。そうです。上賀茂の神紋が二葉葵なので、それを意識して購入したのです。さすが京都のご婦人。読み取って下さり、ありがとうございます。
IMG_2401IMG_2434今年も上賀茂神社で曲水の宴が開かれました。中国の周の時代に起源を持つ曲水宴は、3月の上巳の日に水辺で禊祓えを行う行事だったのが、日本に入った時点で、水流に盃を浮かべて和歌を詠むことに重きが置かれたようです。子どもたちは盃を促す役。上手に流れず苦労する様が可愛らしい。前者は流し雛の慣わしとして一般にも残っています。
IMG_2482斉王代2斉王代にとっても、これが最後のお仕事。葵祭からは次の方が担当されます。境内の斉王桜の前で記念撮影されていました。IMG_2472斉王代 橋渡り (480x384)
ところで、王義之の「蘭亭序」は蘭亭で開かれた曲水の宴で詠まれた歌集の序文。昨年、上賀茂神社で初めてこの様子を拝見した私の課題は、和歌の散らし書き、もしくは王義之の「蘭亭序」。でも全然、練習する時間がないまま今年も3分の1が過ぎようとしています。トホホ・・・。
 
 

紅しだれコンサート

東儀さん演奏中2 (2)★東儀さんと@平安神宮2平安神宮神苑では毎年、紅しだれコンサートが開かれます。4日間のうち、前半の平日は東儀秀樹さん、週末は洋風音楽だったようです。

散りかけの桜も、ライトをあてるとボリュームアップされて、なかなか素晴らしいイベントですね。

こういう場に、東儀さんほどふさわしい人はいません。篳篥の音に、桜も鳥も反応していました。

2014年4月 紅しだれコンサート@平安神宮神苑

東儀さんと@平安神宮2東儀さん演奏中平安神宮の紅しだれコンサートへは、今年初めて。4日間のうち、前半は東儀秀樹さんの演奏が聴けると知って、馳せ参じました。
本番前、狩衣姿の東東儀さん演奏中2儀さんと2ショット。思えば、最初に演奏を聴いたのも、94年春。京都の大徳寺でした。雅楽の演紫帯@平安神宮奏で平安時代に誘われた、などと連載していた東京新聞のコラムに記したものです。
ライトアップは数あれど、ここのは本格的。散り始めだというのに、ライトをあてると、ボリュームがでる月から不思議。池の上に浮かんで見える東儀さんの狩衣姿がなんとも幻想的で素敵でした。篳篥の音に、植物も動物も喜んでいる風。鷺が空を舞い、ふと見れば、桜越しに月も・・・。
さて、着物は鶸萌黄の無地。夕暮れ時なので少し明るさを調整。実際はもう少し黄が強いです。桜の中では、若葉を思わせる緑が便利。お茶席にも法要にも着られます。

2014年4月 京都国際会館へ幾何学文のお召しで

国際会館2国立京都国際会館の庭を一般公開するというので、出かけた。地下鉄烏丸線の終点。この駅で降りるときは貴船神社へ向かうとき。中に足を踏み入れたのは初めて。
比叡山を背景に撮影。向かって左に見えるのが会館。50年弱の歳月を経たとは思えない建築です。庭園には泉あり噴水あり、宝ヶ池も拝める。桜は150本もあるのだそうです。奥の桜色に染まっているあたりで、コンサートも楽しめます。13日日曜日まで。
幾何学文のお召しを選んだのは、桜満開の中で咲く赤い椿に敬意を表して、赤を着たくなったから。実は、帯はリバーシブルで、裏には橙色の椿が描かれているのです。

2014年4月 京都国際会館へ、母のお召しで

国際会館2国立京都国際会館の庭を一般公開するというので、出かけた。地下鉄烏丸線の終点。この駅で降りるときは貴船神社へ向かうとき。中に足を踏み入れたのは初めて。

比叡山を背景に撮影。向かって左に見えるのが会館。50年の歳月を経たとは思えない建築です。庭園には泉あり噴水あり、宝ヶ池も拝める。桜は150本もあるのだそうです。奥の桜色に染まっているあたりで、コンサートも楽しめます。13日日曜日まで。

 

2014年4月 桜の花の満開の下で@平安神宮神苑

平安神宮 昼ノブ桜の花の満開の下では、この着物を着たくなります。描かれた桜なのか、無地の着物に桜が舞ってきたのか、と錯覚する文様です。花びらの飛ばし方が魅力的ですよね。大正時代のもののよ平安神宮神苑サクラう。かわの屋さんで購入しました。平安神宮 帯
帯は形見の着物を着こなそうとして和服を着始めた頃、池田重子さんのところで手に入れています。和楽器の帯がどうしても欲しかったので。桜の着物にあったとき、この帯があるから大丈夫と手を上げたのでした。

満開の桜の下で

★平安神宮4 (500x489) (2)平安神宮神苑に初めて足を踏み入れました。

なるほど、聞きしにまさる桜。見事です。着物は季節先取りといわれますが、桜が描かれたこの着物を着て、満開の桜の下に立ちたくなります。無地の着物に桜が舞い降りてきたのかと錯覚しそうだから。