母の白大島に龍の丸文刺繡帯をあわせてみました。帯が肉厚なので、三分紐では心もとなく、龍ヒスイの帯留を断念しました。大島といえど、白いと家で着るのも気を使いますね。出番は春のほうが多いけど、暑さの残る10月には向いています。
月: 2013年11月
吉岡幸雄さんの「源氏物語の色」
24年前の今日、ベルリンの壁が崩れた。20周年にベルリンを訪れて、その変貌振りに驚いたが、冷戦の崩壊は、世界全体のありようを大きく変えたと思う。
私はといえば、京都で吉岡幸雄さんの講演を聞いた。久しぶりだ。染司よしおかは西麻布、それも米軍のヘリポート前にお店があり、90年代後半、私は先生の講座を受講していた。染めを軸に、日本をみつめる講座だったのだが、母が存命で、いまのように着物に関心がなかったために、濃密な講義内容が細胞の中までしみていなかったと反省している。それでも、フィールドワークとして、春日大社の御祭り、東大寺二月堂の修二会、祇園祭などにいざなっていただき、それが私の日本回帰に大いに貢献したことは間違いないのだ。
今回は京都創生委員会主催。京都についてのリアルな分析も心に響いた。京都で暮らし始めたので、私のアンテナも変化したということだろう。
帰宅して先生の著作『源氏物語の色辞典』を読み返した。以前、NHKBSの「週刊ブックレビュー」でも紹介したのだが、『源氏物語』の色を植物染めで再現された経験を踏まえての労作だ。『源氏物語』に少しでも関心があれば、手元におかれることをお勧めしたい。
「地方の時代」映像祭へのお誘い
「ムッチーニ」で白トリュフを
白トリュフの季節。東銀座でイタリア産白トリュフを堪能できるお店を発見。名前はムッチーニ。歌舞伎座裏、マガジンハウス横、という説明が、場所を特定するのにわかりやすいかと思います。
基本は食材販売。カウンターに4席。昼は12時前から13時半ラストオーダー。夜は18時から20時まで。おひとりさまの贅沢ディナーとして、大正解。
リゾットに白トリュフをかけるがお勧めということで、出来るまでの間、生ハムに白ワインでつなぎました。生ハムがこんなに薄く切れるマシンは日本にはなく、ムッチーニさんがイタリアから送ってくれたとか。
ちなみに、中国産のトリュフを食すとおなかを壊すので、イタリアでは輸入禁止になったのだそう。他方、日本では輸入制限がなく出回っているとか。みなさま、時節柄、ほかの店でトリュフ料理を注文するときは、産地をしつこく確認されるよう、お勧めします。
園遊会に1年生議員はヘン
そもそも山本太郎議員を園遊会に送り込んだのは誰? まだ何の貢献もしていない1年生議員が園遊会に招かれる資格があるとは思えない。そもそも園遊会出席者は、誰がどう決めているのか。山本議員に辞職を迫る前に、なぜ彼を行かせたのか、許可した人の責任と選定システムこそ問題視されるべきだ。
NY市長選
ニューヨーク市長選に注目しよう。治安が悪く、落書きだらけだったNYの街並みをきれいにしたブルームバーグ現市長の政策からの転換、そして富裕層に増税を訴える候補がリード。ロイターはこれを左傾化としてコラムを配信 ★ http://alicewonder113.blog.fc2.com/blog-entry-35.html …
2013年10月 鮫小紋に若冲の雨龍図
婚礼の季節
風邪完治、そして粟田山荘
鼻から始まった風邪、今回は長引きました。昨日の血液検査でCRPの数値がゼロになったので、完治とみていいそうです。もしも、この価がゼロでなければ、次は膠原病を疑えとも言われていました。潜在的膠原病の女性が増えていて、ある日突然、発症するから要注意とのこと。
夜は粟田山荘にお招きいただきました。西陣の織元細井邦三郎氏が建てた別荘は、驚くほどお庭が立派で、いまはホテルオークラの別邸として懐石料理がいただけます。