明日の京都 文化遺産プラットフォーム

朝早く外に出ようとしたら雨。寒くて寒くて、家に引っ込んでしまった。そういえば、また台風がやってきているのだった。伊豆大島の方々、大丈夫かしら。他人事ではなく、私たちも台風・停電対策が必要だ。1階で暮らしている方は、大切なものは上に、懐中電灯の電池点検、ポリバケツに水の確保、寝袋かダウンを持ち出せるようにしたいもの。

昼からは立命館朱雀キャンパスで開かれた「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」を聴きに行く。テーマは京都の景観について。宗教学者の山折哲雄さんの基調講演に加え、松浦 晃一郎さん(会長/前ユネスコ事務局長)の司会で、門川 大作さん(京都市長)、森本 幸裕さん(京都学園大学 バイオ環境学部 教授)がそれぞれの立場から意見を述べられた。京都1年生の私には、興味深い話ばかり。

朝から鼻の奥が痛い感じがする。会場でもユーカリのアロマ・エッセンスをあてていたが、喉に痛みが移行して、発熱するかもしれない気配。プロポリスとアリナミンを摂取。無事を祈りつつ、これにて就寝。

2013年10月 石榴文の帯

ざくろ帯2-150x150ざくろ-150x150急に寒くなりました。自然に着物は袷を選びたくなります。
この季節、お店にザクロが並んでいるのを見ると、嬉しくなります。これらの帯の季節が来たとワクワクするわけです。着物の文様としての石榴が好き。九谷焼にもよく描かれています。中国では吉祥文様ですから。左は染帯、右は刺繍帯(裏は椿)。いずれも、かわの屋さんで購入しました。
幼いころ暮らした名古屋の家には石榴の木があり、母がそれをもいでは食べている姿が印象に残っています。私も子どもなりにコーンを食べるようにツブツブを摘んだり歯でかじったりして食べたものです。いまでは安易にイラン産ザクロジュースを買って飲んでしまいますけど。

石榴文様

ざくろ帯2-150x150ざくろ-150x150急に寒くなりました。自然に着物は袷を選びたくなります。

この季節、お店にザクロが並んでいるのを見ると、嬉しくなります。これらの帯を締めようと思うから。着物の文様としての石榴が好き。九谷焼にもよく描かれています。中国では吉祥文様ですから。左は染帯、右は刺繍帯(裏は椿)。いずれも、かわの屋さんで購入しました。

幼いころ暮らした名古屋の家には石榴の木があり、母がそれをもいでは食べている姿が印象に残っています。私も子どもなりにコーンを食べるようにツブツブを摘んだり歯でかじったりして食べたものです。いまではイラン産ザクロジュースを買って飲んでしまいますけど。

 

YUKI TORII COLLECTION 2014 春夏

YUKI TORII 2014 春夏コレクション。レセプションパーティで、はこだて未来大学の美馬のゆり博士と撮影。

素材は面白いのですが、私にしては地味な色合いのパンツスーツ。なので、シルバーのネックレスと同じブローチを袖に持ってきました。

YUKI TORII コレクション 2014春夏

コレクション★-214x300昨夜はYUKI TORII 2014 春夏コレクション。このために新幹線で東京へ。可憐な服が続々登場。でも、例年の春夏に比べると色は少ないかもしれない。シルバーが多かった印象だ。

レセプションパーティで、はこだて未来大学の美馬のゆり博士と撮影。美馬先生もこの日、北海道からやってきたのです。鳥居ユキの求心力、おそるべし。

二人とも、2013年秋冬を着ています。濃紺のパンツスーツ。私にしては地味な色合いなので、シルバーのネックレスと同じブローチを袖口に持ってきました。

2013年10月 引き手織名古屋帯

蕪村庵引き手織名古屋帯ずっと気になっていた母の帯を、京都で調べてみたところ、絹糸の中の雑絹紬糸を使用し、横糸にはフィラメント箔を張った糸を使って織り上げた「引き手織帯」という結論が出ました。いまでは製造されていない大変めずらしい帯びなのだとか。
祖母の箪笥から出てきたぼかしの紬の着物に合わせてみましたが、少しボケるように思います。バッグと帯締の色を合わせることで、ごまかした感があります。タイのジムトンプソンのバッグは、タイシルクと綿の混紡と認識しています。
この紬は単衣仕立てにしているので、まだ暑い10月に着てしまいます。本場結城紬と書いてあったのに、糊ときに出してみたら、本物の結城ではなく、石下で織られたものと判明したもの。ラベルは平気で嘘をつくので、気をつけましょう。
もっと涼しくなって袷も耐えられるようになったら、ターコイスの鮫小紋に合わせてみますね。
この蕪村庵は六角堂斜め前にあるお煎餅屋さん。京都にいらしたときは、お試しあれ。

粟田祭の神仏習合

今日も陽射しが強かった。日向にいると暑さが際立つのだが、肌をなでていく風がそれを否定する。すぐにでも木枯らしに変身しそうな怪しげな気配なのだ。秋が足早に過ぎて、冬がやってきそうな予感がする。

粟田神社の渡御行列を観にいった。今日は神輿が練り歩き、青蓮院門跡に入って神仏習合の神事が行われると聞いたからだ。

何年前のことだろうか。平安神宮近くの美術館に行くのに、八坂神社から散策しつつ、吸い寄せられるように入った青蓮院。その後、粟田神社に迷い込んだ。その思い出深い神社と寺院で神仏習合の神事があると知れば、ご縁と思わずになんとしよう。

この祭りの特徴は神輿に先立って、町内の疫神を鎮めるという「剣鉾」の存在。長さ6mほどの棒に剣先が取り付けられ、空に向かって揺れる様が美しい。鈴らきしものがついていて、その音色がなんとも心地よいのだ。空気を浄化するだけでなく、人間の気持ちも癒してくれる響きだ。

重さは40キロ近くあるという。基本は横にして移動し、然るべき場所に来ると 建て、腰につけた差し革で支えてバランスを取りながら練り歩く。この鉾差しができるまでに3年前後を要する技らしい。粟田祭では、6基が練り歩く。

 

神輿が青蓮院門跡の中に入ると、まず神道のやり方でお供えがなされて粟田神社宮司が祝詞をあげた。続いて青蓮院門主が玉串を捧げた後に、天台宗の修法で浄水を柳の枝で灌頂した。少なくとも私の位置からはそう観えた。

明治維新以前には、神仏習合が当たり前だった日本。その儀式が粟田神社で復活したのはいつなのか。前の晩は知恩院との神仏習合の儀式。まずは仏式の法要。般若心経の読経を経て、神事が行われるという。

粟田神社は祇園感神院新宮。なるほど、祇園祭と通じるものがあるわけだ。

★写真は後日アップします。

 

富士山リマインド希望

東京へ向かう新幹線、昨日はめずらしく富士山を通過する際、アナウンスが入った。以前は当たり前だったこのアナウンスも、頻繁に東阪往復するサラリーマンから「うるさい」とクレームが入って途絶えていたという。いつもタイマーをかけて富士山を拝む私にとっては、うれしいサービスなのだが。

今日の東京28度、京都は30度を越えるらしい。今日も半袖で出かけねば。

NY市場は円安ドル高、ダウは久しぶりに上げている。FRB議長バーナンキ後任にイエレン氏が指名され、出口戦略も慎重になるとの安心感からだろうか。日本株も今日は値上がりするかも。

アメリカは週末、リビアとソマリア2箇所で、対テロ奇襲作戦に出た。ソマリアでの標的は先月、ケニアのショッピングモールを襲撃した「アッシャバーブ」拠点。リビアではアブアナス・リビ容疑者を拘束。彼はタンザニアでの米国大使館爆破テロの首謀者として、米国が15年追っていたアルカイダ幹部