秋尾が提案する停電対策のひとつ。家にある保冷剤をすべて冷凍庫に入れておくこと。停電したとき半分を冷蔵室に移せば、冷蔵庫も冷凍庫も数時間は持ちます。2年前の9月に突然、冷蔵庫が壊れたとき、保冷剤の存在に救われました。
月: 2013年8月
洪水被害のシミュレーション
洪水被害を伝えるテレビのニュースを見ていて腹立たしいのは、現場に行ったあと、スタジオで「経験したことのない」被害に対して「信じられない」というリアクションをすること。そして、異常気象の原因を気象予報士に分析させている終わることだ。
311以降、あのクラスの津波や洪水がいつでもどこでも起き得ると私は強調してきた。アジアやヨーロッパの洪水が報じられるたび、他人事ではないとツイートした。テレビが伝えるべきは、東北以外の地域でも同じことが起きたときに備え、いま私たちが何をすればいいかである。数年先ではない。明日、起きるかもしれない前提で。
大切な物を2階に上げるくらいの助言はコメンテーターにも可能である。だが、家が浸水したときの修繕は、素人にはできない技だ。実際に被害にあったら、自治体の土木担当者が被害者全員をすぐに救うことはできないのである。ならば、日ごろから知人の伝で建築関係者にコネを作るとかの準備も必要だろう。
昨年、宇治で妻の実家が被害にあった人は、自治体の対応の遅さを嘆いていた。彼が建築家なので、義父母は助けられても、地域全体までは彼の手に負えなかったという。もっとも、補助金のことを考えれば、自力で修繕できた人は不利になる。いつまでも暮らせない状態を我慢して補助金を得るか、自力で直して早々に快適な暮らしを手に入れるかは、悩みどころだろう。
そうした被災地の経験をレポートして、事前にできる対策を伝えることこそテレビの役割と私は考える。
誕生日、生あることに感謝
本日、ひとつ歳を重ねました。この日まで生あることに感謝です。
暖かいメッセージを送ってくださった皆様、ありがとうございました。
誕生会の前に東京での書の稽古に向かうべく、例によって、付け焼刃で夜中(「朝生」の途中)から墨をすり、紙を広げて、先生に見ていただくものを完成させた私です。上りは空いていると思った新幹線もスーツケース保持者と子ども連れで満杯。車内でネットにつなぐこともままならない状態でした。
京都での暮らしにもずいぶん慣れました。これまでは京の歳時記を追うのに必死でしたが、涼しくなったら、証言者へのインタビューに集中します。
宇治川の花火を垣間見る
宇治川の花火を一目見ようと宇治駅へ。京都では6月末だけでなく、7月末の八坂神社、8月には下鴨神社でも茅の輪をくぐり、夏越の祓をしたのに、やはり例年通り、花火を見ての厄落としをしないと安心できない私。
どこでどうやってみればいいのかわからず、宇治駅に行ってみることに。色々な方のブログを読むと駅周辺でも見られそうな気配。混雑を避けて途中からでかけ、最後まで見ないで引き上げてきた。川面の風を受けようとか、写真を撮ろうと思わなければ、駅界隈からでも十分観賞できる。そう、厄落としが目的ならば。
さて、これから仮眠して、墨をすり、書と向き合わなければ。
11時2分に黙祷
11時2分。68年前、長崎への原爆投下により命を落とした方々に、黙祷を捧げました。アメリカ大使のほか、今年はインド大使館からクリシュナ参事官も平和祈念式典に初参列しているようです。テレビが観られる人は、NHKにて式典の様子をご覧ください。
奈良で地震?
「秋尾さん、大丈夫?」と電話をもらった時、私は大阪のホテルロビーで打ち合わせ中。「奈良で震度7なんでしょ」。そういえば、警報鳴ったけど揺れていない。とりあえず、無事です。「だったら、よかった」。どうやら誤報だったらしいが、心配してくれる友人がいてくれることに感謝。ありがとう。
2013年8月 京の七夕
京の七夕、鴨川会場です。着物で行くと手かご提灯をもらえるというので、出かけてみると、手のひらで握れるほどの小さなかごで、肩透かしを食った私です。いわゆる提灯くらいの大きさなら、部屋かベランダに置きたいと思ったのに、バッグにつけて楽しむか、本棚に載せるのがせいぜい。ま、大文字の夜とか満月の夜にも楽しめるかもですが。
着物の柄は、2011年7月七夕の写真で確認してくださいね。今回は朱の帯を締め、帯留はヒスイの龍です。
ここでも、八朔で舞妓さん撮影にいたようなカメラおじさんたちが一杯。浴衣姿や色の薄い和服を着ている私はシルエットの使うのに都合が良かったみたい。そこに立つよう言われたついでに、私のカメラを渡してシャッターを押してもらいました。
この後、帰宅するつもりがタクシーの運転手さんと話すうち堀川会場へ行ってみました。規制されているため延々長い距離を北上するしかないのです。光の美しさを堪能できるものの、「人ごみ状態」で川沿いを移動するので、風を受けることもなく、汗ぐっしょりになってしまいました。洋服で出かけるほうが懸命です。
2013 年8月 絽の鮫小紋
「京の七夕」の楽しみ方
京の七夕、鴨川会場です。着物で行くと手かご提灯をもらえるというので出かけてみると、手に乗るほどの小さなかごで、肩透かしを食った私です。いわゆる提灯くらいの大きさなら、ベランダに置きたいと思ったのに、バッグにつけて楽しむのがせいぜい。しかも、4日しか持たないというので、スイッチを切って部屋に置いています。ここでも高齢者が大勢カメラを構え、浴衣姿女子や和服姿の私に其処彼処に立つよう注文をつけます。私のカメラも渡して撮ってもらいました。
そのまま帰宅するつもりがタクシーの運転手さんと話すうち堀川会場へ行ってみることに。コースが規制されているため、こちらに選択権はなく、延々長い距離を北上するしかないのです。右のような光のアートを堪能できるものの、「人ごみ状態」で川沿いを北に移動するので、風を受けることもなく、汗ぐっしょりになってしまいました。こちらの会場には、洋服で出かけるほうが懸命です。
黙祷、そして事実を知ること
今朝8時15分。黙祷を捧げました。68年前の今日、そして、そ