宵山には八坂神社周辺でお茶会が開かれます。お運びをされていた舞妓さんと写真撮影。夜は神輿に遷されたご神霊にお囃子が奉納されました。そして、明日の晴れを祈って、町を練り歩くのです。
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宵宮祭、そして橋弁慶山@宵宵山
長刀鉾@宵宵山
雨の宵宵宵山

雨のせいで写真撮影もままならない。ご紹介できるのは、夜に訪れた紫織庵
での写真。床の間には、鉾を描いた軸と粽が飾られています。
着物は祖母の越後上布ですが、襦袢は紫織庵で買った小千谷の絽麻。もう二度と織れない、これが最後の1枚と聞いて、購入。初めて袖を通してみて、驚きました。ぜんぜん違います。まとった瞬間から、肌ざわりが。デパートで買った絽麻の襦袢地と。雨だったので、この上に絽の雨コートを着ているのに、すがすがしいんです。
雨が止んだら、若者と中学生たちで、ものすごい賑わい。明日もお休みだから、今日は夜更かし大丈夫なのよね。
思いがけず静かな宵山モード
祇園祭の宵山は原則14日から。でも、3連休が今日から始まった今年は、前倒しにした山鉾も少なくありません。ルール違反という声もある一方で、屋台も出店も無く静かで、お囃子だけが響く、艶っぽい夜となりました。雨によって清められ、過ごしやすくなったのも幸いでした。
三井家や伊藤家(松坂屋)などの有力な商家が多かった町です。一昨年までは松坂屋の幕が張られていましたが、取り壊され、現在、ホテル建設中です。三井家の跡地は病院になっています。
北観音山は「上り観音山」ともよばれ、1955年までは、後祭りの先頭をいく曳き山でした。山内に楊柳観音を安置し、その象徴として後方に大きな柳枝をだしています。巡行が終わって戻ってきたときに、この柳をもらい、粽にまきつけると、無病息災、縁起がよいようです。
社参の儀
曳初めの儀
お稚児さんは今日、いよいよ鉾に乗り込みます。動く鉾の上で舞えるかしらん。
そんな私の心配をよそに、お稚児さんは思い切り身を乗り出して「太平の舞」を舞いました。思わず「落ちないでね」と声をかけたくなるほど、ハラハラしてしまう私。稚児係がちゃんと押さえているから大丈夫なんですけどね。疫病を退治する太平の舞を、両脇のカムロたちが大きな団扇で広めるのです。この調子で四条通を富小路まで東進します。下にはお母様たちとおばあさまの姿が・・・。
富小路で引き返します。今度は西に向かって。つまりは西陽をもろに浴びるから、眩しいのです。お稚児さんもお父さまも・・・。この表情、やはり、父子は似ています。ということは、3代同じ顔。
四条通の信号は、鉾を避けられるようになっています。だから、通り過ぎると、係の人たちが元に戻します。これは、本番も同じ。
それにしても、お稚児さん、立派でしたね。これで、本番も大丈夫。名誉ある大役ですが、こんなに幼いのに暑い京都でまっとうするには体力が要りますね。
明日は神の子になります。ここからがまた、大変でございます。
神輿洗
神輿洗、そして鉾建て
くずきり@鍵善良房
八坂神社の帰りに、鍵善良房に寄りました。どうしても、くずきりが食べたくなって。
お店で和菓子を買うことはあっても、奥で頂いたのは初めて。くずきりは母の好物でもありました。
すぐに出てこないと思ったら、注文を受けてから作っているようなのです。鍵善の文の入った蓋つきの重箱。上段に黒蜜。下段に透明で大きな氷3つの中にくずきりが・・・。だから、冷たいのが楽しめます。ふんだんに氷を入れた贅沢さに、びっくり。もったいないから早く下げて、何かを冷やすのに使って、と言いたくなってしまいます。
原料はもちろん、吉野葛。水にも秘密がありそうです。ああ、この、つるんとした感触がたまらない。黒蜜も波照間産のものだとか。飲み干したいほど美味だけど、濃密なので断念しました。くずきり・・・こればかりは、お店に行かないと食べられません。
混んでいたので、素敵な庭を背景に撮影できる席ではないのが残念。次回、別の着物で挑戦します。右奥にあるのは、蔵です。