羽子板文の着物のアップです。母の持っていた80年代の着物雑誌には、この地紋が嵐絞りとして載っています。おそらくそれを染めで表したであろう小紋です。羽子板にはそれぞれ京紫、橙、黄緑の刺繍が施されています。丸いのは鞠でしょうか。
松竹梅の帯も、かわの屋さんで。本当はお正月文の名古屋帯が欲しいのですが、とりあえず着物に合わせて同時に購入。
2013年1月 松竹梅帯on羽子板文
2013.01.17
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。