鳥取から帰って、何より嬉しかったことは、ベランダの楓が芽吹いていたことである。
今回は紅葉しなかったので、もうダメかも、と思っていたら、突然、きれいなグリーンが点々としたかと思えば、芽吹いてきて、太陽のあたる部分はあっという間に葉っぱになっているではないか。
かわいい新芽に霧吹きで水を与えながら、とっても幸せな気分である。
鳥取から帰って、何より嬉しかったことは、ベランダの楓が芽吹いていたことである。
今回は紅葉しなかったので、もうダメかも、と思っていたら、突然、きれいなグリーンが点々としたかと思えば、芽吹いてきて、太陽のあたる部分はあっという間に葉っぱになっているではないか。
かわいい新芽に霧吹きで水を与えながら、とっても幸せな気分である。
鳥取の市場で購入した食材が届く。ノドグロ、足長タコ、ブロッコリー、しいたけ、お餅などなど。牛肉は自分で持ち帰り、すでに食しているので、今日は魚と野菜を食べることにする。
姪を英語塾にてピックアップ。我家で東京コレクションに着ていく服のコーデ研究。義妹によれば、洋服に興味があり、色々な服が着られるモデルに関心が高まっているという。祖母、母、私と3代に脈々と流れる着道楽のDNAは、姪にも受け継がれているらしい。
姪は身長はすでに160センチを超えている上、手足が長いので、何を着てもかっこいい。と思いきや、やはりバストがないので、私の服が何でも合うわけでもなかった。むしろマニッシュな感じ、あるいはいまどきの若者のコーデがしっくりくる。ホットパンツにあわせると、むちゃくちゃかわいい。
どんなにスタイルがよくても、やはり日ごろから着慣れていないと、洋服がからだに馴染まないのだと痛感した。これは和服にもいえることだ。
エンジン01文化戦略会議オープンカレッジで金曜日より鳥取に滞在。今夜、帰宅。現地での様子、というより紹介は一部、遡ってアップしました。クロージングと翌日のリサーチについては、しばしお待ちを。
今日は鳥取砂丘でマラソン。有森裕子さんのプロデュースによる。もちろん、私は参加しない。原稿がなくても、参加しない。もっとも不向きなプログラムだからだ。
それでも、走る距離は350メートルでリレー方式だと現地に来てから聞いてみれば、一瞬、心が動くのだが、しかし、準備期間というものが必要だろう。なので、部屋で原稿を書き、そして電話取材をすることにした。
天気はあいにくの雪。写真はホテルの窓からズームインして撮影した山々だ。時折、雲が晴れて、青空が見えたりもしたが、砂丘で走った人々は大変だったに違いない。
午後のクロージングシンポは、1部が田原司会による、「いくぞ!鳥取」。石破茂議員と知事と市長がパネラー。こういうとき、田原さんの仕切りと突っ込みは面白い。第2部はカツマVSオトタケによるバトルならぬ、ポスト震災について。いつものことながら、オトタケ君の話には説得力がある。特に、教育問題がよかった。
それにしても、今年は雪山が見られる街に縁がある。先月は、福井県の敦賀に行ったばかりである。
今年の土曜日は3講座あって、忙しい。
まず「ボーイズラブ」。モデレータの井上章一さんが直前まで現れず、川島なお美さんと二人で、どうしよう状態。打ち合わせどころではなかった。ホテルで休んでいる、さかもと未明さんにお願いしたら、直前に登場。未明さんにも途中から加わってもらって、講座は盛り上がり、助かった。なにせ彼女は漫画家なのだから、この10年ほどのBLブームに精通している。なお美さんも私も、にわかBL読者なので、限界があった。井上さんとは関西テレビ「ワンダラーズ」でご一緒した仲。歳とともに、あじわい深さが増し、不思議な楽しさがよかった。
3限目は、毎年恒例の料理対決。成沢由浩さんと山田宏巳さんが各々、地元食材を使った料理を披露。試食も可能な贅沢な講座。成沢シェフはアンコウのスープとから揚げ。山田シェフはスパゲッティ・ミートソース。といっても、ミンチにするのではなく、和牛をみじん切り、いや細かい角切りにしたものだから、ソースというより肉料理の域。安藤和津さんとの掛け合いで、料理にうなりながら、会場を去る。
4限目はビューティ・ワークショップ。何でも質問大会のわりには、最初に質問するのは勇気がいるらしく静か。しかし、そこは田中宥久子さん。明快な答を聞くうち、次第に引き込まれ、最後にどっと手があがった。安藤和津さんも化粧品をプロデュースしているし、さかもと未明さんも、つけ睫とウィッグの研究が半端ではない。聴衆は満足できたと確信する。田中先生のマッサージ指導、私も実践せねばならぬ。継続は力なり。毎日手入れすることが大切なのだそう。
さて、最後の夜楽は、辰巳卓郎さんの枠。よって一番高くて贅沢な講座である。ホテルニューオータニ鳥取最上階のフレンチと日本ワインを味わう。わたせせいぞうさんも一緒で、句会3人組に、北海道の高野文彰さんも。それぞれテーブルにつき、そこにいらした市民の方々とお話するのだが、私のところは、カップル4組。飲み友達1組以外はご夫婦で、嬉しくなった。少し愛して、ながーく愛して、を実践している人々。
毎年、講座では和服で通すと決めている私。どんな着物を選んだかは、きものブログで見てくださいね。
金曜日のオープニングシンポジウム。有森裕子さん、江原啓之さん、中井美穂さんのトークでは、江原節が炸裂。笑わせてもらいました。続いて、岩崎夏海さん、茂木健一郎さん、和田秀樹さんのトークでは、後者二人のバトルが炸裂。東大論、受験勉強についてなど。これについては、ニコ動で放送された模様。
夜のレセプションでは、鳥取の産物を堪能。久しぶりに会う会員たちとの会話に忙しいにもかかわらず、お料理をいただくのに忙しかった。蟹はもちろん、野菜も魚もお肉も日本酒も、本当においしいのだ。ブロッコリーもしいたけも、お野菜も、何でも美味なのに、東京で知られていない。放射能に敏感な主婦が泣いて喜びそうな食材ばかりだというのに。きっと恵まれすぎて鳥取がPR下手なんだと実感した次第。なんだか日本全体を見ているよう。豊か過ぎる日本で、若者がのんびりしているのと似ている。
会場に出店していたアイスクリームもコクがあって美味。東京都副知事猪瀬さんも私たちを見て食べ始め、いたく感激していらした。
今朝のNHKBSで、宇宙から撮影したオーロラとそメカニズムが解説されていた。地球が「太陽嵐」と闘った結果が、あの美しい光のカーテンなのだと納得した。つまりは、愛の証というわけである。
取材でカーゴ便に乗った際、コックピットからオーロラを見たことがある。当時はひたすらその美しさに感動したが、思えば、それだけ太陽からの電磁波に近いところを飛んでいるということでもある。
改めて、地上にいる私たちを守ってくれている地球に感謝。人間は謙虚にならないとダメと教えられた気がする。
きのう久しぶりに教育委員会に出席した。お忙しい中、NHKの有働由美子さんも参加してくださった。思った通り、可愛くて、さわやか。1回目ということもあり、お酒は控えめだった風。
自宅にいると「カーネーション」を見た後、つい見てしまう「アサイチ」。三人の掛け合いがいい感じなので、興味のあるテーマだとテレビに縛られてしまう微妙な存在感の番組だ。次の連ドラが面白いと、また同じパタンに陥る。それも善し悪し。うーん。
3月10日は東京大空襲(下町空襲)。8万3千人以上(警視庁)の人々が命を落とした。私たちはこの日を忘れてはならない。
アメリカはユタ州の砂漠に東京大空襲のための実験家屋を作っていた。「木と紙の家」を設計したのはアントニン・レーモンド。消火活動についてもシミュレーションを繰り返し、東京を火の海にするため徹底的に研究していた。米国政府は30億ドルをかけ(原爆開発20億ドル)、スタンダード石油やボーイングなどとともにB29と焼夷弾を開発。
67年前のこの日、米軍基地では大宴会が開かれている。日本を焦土化されたことで1947年、米空軍は独立を果たし、夜間無差別爆撃を命じたカーティス・ルメイは、米軍内で出世を果たしただけでなく、日本政府から「勲一等旭日大綬章」が送られている。昭和39年末のことだ。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
神棚の榊は青山墓地下にある疋田花店で買うことにしている。ここのは立派で簡単に枯れないからだ。
店頭では、「神棚ですか?お墓ですか?」と訊かれる。そうか。青山墓地だもの。神道だと、お墓に榊を供えるわけだ。
青山墓地は、檀家制度を廃止した明治政府が、神道のために設けた墓地である。だから、明治のお役人のお墓が多い。中には、鳥居を設けているところもある。
『ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後』第16章で、このことに少し触れている。お手元にある方は、確かめてくださいね。