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シカにご用心
北陸取材から昨夜、帰宅した。
福井県の某駅から米原に出て、21時01分の「ひかり」に乗る段取りで切符を買っていた。ところが、ホームまで階段を上がったところで、20分ほど電車が遅れるというアナウンス。あわてて改札口に戻った。予定の米原乗り換えは無理なので、名古屋まで「しらさぎ」で出て、そこから「のぞみ」に乗る段取りに変更したほうがいいのかどうか知りたかったのだ。本来は12分の乗り継ぎ時間があったのだが、18分の遅れでは6分待たねばならない。東京に向かう新幹線がそこまで調整できるのかどうか。米原に止まる新幹線は少ない。下手すれば、東京にたどりつかない可能性もある。
しかし、こうした事態に対し若い駅員たちの想定力が乏しく、話がまったく通じないまま15分が過ぎた。時間切れでホームに上がって列車に乗る。こうなれば、中で車掌に聞いてみるしかない。改札の駅員が告げたのは、半額払い戻すことだけだった。
結局、車掌は来ないまま、米原到着の直前になって、アナウンスが入る。乗り継ぎ客を新幹線が待つというものだった。なるほど、降りてみれば、新幹線ホームに駆けつける人々の多いこと。ここまで大勢の人々が乗り換えるのであれば、「ひかり」が待たざるを得ない。次の「こだま」だと、どこまで運転していたのだろう。
それにしても、豪雪ではなく、シカが衝突して列車が遅れるとは、びっくりである。高速を運転中にシカが飛び出してきて車を修理中というアメリカ人には何人もいたが、日本では北国での列車事故が起きるのだ。
豪雪でもシカの衝突でも、遅れの経験は豊富なはず。在来線が遅れれば、新幹線の乗り継ぎ客に何が起きるか、改札の若い駅員も対応を考えて欲しいものだ。頻繁に列車が来る駅とは違って、時刻表を見ながら仲間内で乗客からの想定問答を考えあう時間は、十分にあるはずなのだ。彼らには日ごろから西村京太郎のサスペンスでも読んで、乗り換え想定力を鍛えることを大いに望む。
中学でヒップホップが必修に
秋の電気料金から学んだ節電の心得
いまごろ見つけた昨年10月の電気料金請求書。9500円もするの、なぜ?
とりあえず、電気を大量に消費しそうな要因を挙げてみると、
1)昨年10月はまだ暑く、句会にも絽の着物ででかけたほど
2)海外に出ず、書斎でデスクトップ長時間つけっ放し
3)毎日、蒸留水を作り、よく飲んだ
4)お湯をポットにキープしていた
5)ウォシュレット
4)と5)が電気消費量が高いことは承知していたのだが、2)はかなりショックだ。デスクトップの電気料金がラップトップの3倍とは今日まで知らなかった。
3)蒸留水器は放射能騒ぎで購入。正確には日本で売切れだったので、私のカードでアマゾンから買い、アメリカの友人にもって帰ってきてもらったもの。甘くて美味しいので、よく飲んだ。体重が減ったのだから、良しとしよう。
5)寒くなったのでウォシュレットは仕方ないとして、まずは、4)電気ポットは最低限のお湯しか入れないようにする。近頃は水素水に変えているから、3)は解決済み。問題は2)デスクトップ。マメにスタンバイにする。
それにしても、世の企業は気づいているのだろうか。どこのオフィスビルでもトイレはウォシュレットに変えているし、社員がデスクトップを使っているところも少なくない。しかも、ポットでお湯を沸かしているオフィスは結構
多い。これらを見直すだけでかなり電気代を浮かせられると思うけど、みな実行しているのかしら。私が無知だっただけ?
ちょっと一息、紅椿
人間が試される時代
豪雪がゆえに、北陸取材をのばした。(注:変換できない漢字が多いので、ひらがな表記でごめんなさい)
欧州でもドナウ川やベネチアの運河が凍結している。路上生活者などの志望者200人以上(180人とか250人とかメディアによって数字はまちまち)。そうかと思えば、ワシントンDCでは温かくて、一部桜が咲いたほどだ。
先日のNY&DC取材には、足元まで覆うダウンコートを着てでかけ、超ライトなダウンをスーツケースに詰め込んで、現地で着分けていた。こう温度差が激しくては、荷物が増えるばかりだ。身軽に渡航するのはむずかしい。
人間が試されている気がする。
アメリカより帰国
昨日、成田に着いたときには12ど度度だったのに、今日の寒さにはびっくり。アメリカでの日々はこれ以前の日付に徐々にアップしていきます。