今年の初句会は代官山で。終了後、皆で「大人ツタヤ」に向かった。
聞きしにまさるお洒落で新しい空間。一度は足を運ぶ価値あり。私にとって嬉しいのは、雑誌のバックナンバーがそろっていること。大宅文庫まで行かずとも、手にとって資料検索ができるのである。
今年の初句会は代官山で。終了後、皆で「大人ツタヤ」に向かった。
聞きしにまさるお洒落で新しい空間。一度は足を運ぶ価値あり。私にとって嬉しいのは、雑誌のバックナンバーがそろっていること。大宅文庫まで行かずとも、手にとって資料検索ができるのである。
こんな話を友達にしたら、放射能汚染が疑わしいから神奈川のは買わず、自分は京都の七草をデパートで買ったと言っていた。私も神経質だが、彼女にはかなわない。子どももいない同世代なのに、あの徹底ぶりにはいつも驚かせれる。
尾てい骨が心配で、朝から病院へ。レントゲンの結果、ヒビが入るなどということはなかった。移動が楽になるように、コルセットを渡された。
それよりも、診断書が5千もするのにびっくりした。フライトをキャンセルした航空会社にファックスした。
インドの株式市場が外国人の個人投資を解禁したというニュースが入ってきた。今年は日本の証券市場にマネーが集まるのかと思いきや、どうやらインドに向かいそうだ。
ガイアの夜明けのゴールドラッシュでは、インド人のゴールド熱を放送していた。中国の発展はとりあえず終わって横ばいに。これからは、インド経済、そして韓国経済がバブルになるのだろうか。
今日は出雲大社東京分祠に参拝。六本木通りをはさんで、ヒルズの反対側にある。いつもは静かだが、さすがに正月は混んでいる。尾てい骨がまだ痛み、階段を昇るのが難儀だった。私の次回作にも登場するので、請ご期待!
夜はホテルオークラへ。タクシーから降りるのに、ベルボーイの差し出す手がどれほど神々しくみえたことか。そう、起き上がるのが難儀なのだ。レストランは待ちが出るほどの混みよう。でも、バーなら、静かに過ごせる。これ、万国共通。もっとも、早い時間に限られるのだが。
本当は昨日、新年の抱負を述べたいところだったが、神棚のレイアウトを直そうとして、元旦早々、尾てい骨を打った。痛くて、痛くて、途方にくれていると、そこへ地震が起きた。都内は震度4。暦の上では、まだ12月で、昨年3月と同じ星の並びである。やはり無事には済まされないらしい。
七福神めぐりをと考えていたが、とても七箇所も歩けそうにない。地元の氏神さまを参拝するのが精一杯だった。平地を歩くのも苦痛で、一歩一歩踏みしめつつ、かなりの高齢者を思わせる歩みとなった。さらなる問題は、境内の階段が登れないことだった。手すりをつかんでも駄目。体重をかけると、尾てい骨に響くのである。
起き上がるのが無理。しゃがむのも無理。軽い踏ん張りがすべて駄目。腰掛けているのも苦痛。原稿が書けないのだ。ひたすら安静にして直すしかないという友人の助言もある。
腰痛とだけは無縁だった私の人生が、これで狂い始めたということか。痛みさえとれれば、どうにか乗り切れると思うのだが、念のため病院で検査を受けるに越したことはない。
実は辰年の正月、若冲の龍を描いた帯を締め始めるつもりだったのだが、尾てい骨をやられては、とても結ぶことができない。これが一番の心残りである。