月末のエンジン01教育委員会@みかわには、和服ででかけました。すっかり涼しくなった初秋に石榴の帯を締めて。
六本木ヒルズの「みかわ」に入るときに、漫画家のさかもと未明さんとバッタリ会って、一緒に写した写真をいま頃みつけたので、差し替えますね。右の袖口がまくれて襦袢がのぞいていますが、くもの巣文です。
五寸袖の着物は、母の若いころの単衣と思われます。初めて袖を通しました。左肩のところに小さな穴があったのですが、上手に悉皆してもらい、ずっと箪笥にしまっていたものです。
帯は3-4年前に一目ぼれして購入(@かわの屋さん)。この着物に合わせることを思いつかず、こちらも箪笥に眠っていました。
実はこの着物には若冲の雨龍を、と考えていたので、どちらを締めるか迷いました。折りしも昨日は新月。新しいものを初めて身に着けるのにふさわしい日。雨龍は季節を選ばないので、また改めて新月か節の変わり目に。
10月7日は暑かったので、新潮ドキュメント賞のパーティも、これを着ました。襦袢、帯揚げ、帯締めは秋モードに替えて。
カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2011.09.28
2011年09月 百夜句会十周年
2011.09.14
百夜句会10周年は青山で開かれました。送ってもらった集合写真を切り抜いたので画質がいまひとつ。ご容赦を。
9月13日なら単衣にするのが慣わしですが、この暑さに耐えられず、棕櫚と赤とんぼの変わり絽を選びました。十六夜であることもあり、せめて仲秋を思わせる紬の帯、と合わせてもみたのですが、それさえも暑苦しくて、えーい、夏帯のままで、と出かけてしまいました。昨年の受賞記念パーティでは絽綴れを合わせていますが、そこまで仰々しくはせず、食事会モードの気楽な帯です。着物の赤とんぼにあわせて、とんぼの帯留も素敵ですが、ブルーミングデールのナイフフォークレストを荷札のワイヤーで留めたりと時間がかかるので、断念。句を考える時間も必要でしたので。
2011年09月 薬膳の会
2011.09.11
2011年08月 花火文の浴衣
2011.09.05