根津美術館に着ていった小紋には、やはり無地か幾何学の帯のほうが合うかなあ、と縮縮の帯を合わせてみました。
同じマンションに住んでいるインド系アメリカ人とバッタリ出会ったら、親切にカメラに収めてくれました。
五寸の袖を短くするのにコストがかかるのと、何箇所かにシミがみつかったので、まずは洗い張りにして、この小紋はしばらくお休みにして、箪笥に仕舞おうと思います。
深い紫の帯がみつかれば、年相応に着られるかも。
カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2011.05.27
2011年05月 ジャズの帯on結城
2011.05.16
佐賀の島内さんで購入した帯。きもの雑誌に写真が載っていたのを見て、お店に電話をしました。
襦袢は紫織庵さんの天使と楽器。音楽ものの帯には、その襦袢を着たくなります。
きものを始めて最初のころは、コンサート用に音楽文様が欲しくて欲しくて探し回り、和楽器(アンティーク刺繍)、ジャズ、音符#♭をみつけて衝動買いしています。
そんなに焦らなくて後々出回るようになりましたが、最初のころは気が急いて、散財するものです。
ところで、この母の着物はどうやら結城のようです。よくからだに馴染むので、ずいぶん着込んだのでしょう。私の記憶にはありませんから、祖母から受け継いだか、私が幼いころに着ていたのかもしれません。最初は地味と思って避(よ)けていたのに、似合うようになってしまいました。
2011年04月 母の大島と琉球絣の帯
2011.05.16
2011年05月 根津美術館にて
2011.05.15
2011年04月 小紋 更紗風
2011.05.10