先日、日本エッセイスト・クラブ賞受賞を祝う会を開いていただきました。
この写真は、入場前に階段を下りるところです(山本倫子カメラマン撮影)。
青の変わり絽に描かれているのは、白銀の棕櫚に赤とんぼ。毎日新聞のインタビュー(2009年8月参照)と同じきものを着たのは、『ワシントンハイツ』のカバーを意識したため。本の帯は最初アイボリーでしたが、増刷がかかり、朱赤に変わったので、きものの帯も赤い面を多く出してみました。
2010年7月 受賞を祝う会
2010.08.12
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。