あまり嬉しくなくなった誕生日は和服で迎えることにしました。
5月末に歌舞伎の千秋楽に着用した雪華の夏帯に合うように
絽を青空のイメージに染めてもらったものです。
帯びの後ろは前回ご紹介しているので、今回は正面のショットをアップしてみます。
帯締は安物ですが、色がぴったりなので。
月: 2010年7月
2010.07.11
2006年7月&8月 日本の真髄「能」
2010.07.11
『ノーブレス』7号では人間国宝で能楽師の三川泉さんにお目にかかりました。その際に宝生能楽堂で撮影したのがこの写真。
当日の朝、先方が生成りの上布とうかがったので、急遽、このアンティークきものを着ることにしました。
この御所解き文のきものは7月に玉三郎さんの舞台を観に出かけた時にも着用しています。
これを購入した「かわの屋」さん主催の食事会で、草木染の吉岡幸雄先生が講演されるというので、せっかくだから見ていただこう、とこれを着て出かけたのですが・・・、
絽麻ではなく、生絹(すずし)と指摘されて、皆で愕然! 明治初期、化学染料が日本に入ってきたばかりのころの着物だそうです。刺繍糸の毒々しいピンクをみれば歴然ですね。
帯は母の絽つづれ。帯留は無地の着物用に用意していた能面です。
2006年6年 山王ホテル
2010.07.11
2006年6月 羽織を着物に
2010.07.11
2006年6月 日本の真髄「雅楽」
2010.07.11
2006年6月 団菊祭の千秋楽
2010.07.11
団菊祭の千秋楽、今度は昼の部に。この季節の着物は難しく、雨になれば、雨コートとの色の取り合わせも気になるところ。幸い陽射しは強いものの、湿気はなく、雪華文を選びました。
実はこの母の鮫小紋のきものは袷なので夏帯を合わせるのは厳密にみれば問題ですが、色が黒であることと、5月末ということで良しとしました。
この鮫小紋より少し明るめの絽の着物があれば、文句なし。しかし、既製品では明るい色は存在せず、特注しかありません。それにしても、夏に雪文を持ってきて涼をとる日本人のセンス、すばらしいと思いませんか。
バッグは先日バンコクで調達。タイシルクと綿の混紡です。雪をモチーフにしたコーチのキーホルダーがぴったり。ひとつとって帯留めにするには小さすぎますので、このままバッグにつけて使いました。
2006年5月 歌舞伎座へ
2010.07.11
2006年5月 日本の真髄「盆栽」
2010.07.11
2006年4月 国立劇場へ
2010.07.11
2006年4月 柘榴、椿、南天
2010.07.11