雨水にお雛さまを飾ると良縁に恵まれる

今日は #二十四節気 の #雨水
#おひなさまをこの日に飾る と娘が良縁に恵まれるのだとか。

写真、奥のひな飾りと、私の締めている帯で、何か違うの、気づかれましたか? 女雛男雛の並びが反対なのです。

ひな飾りは、京都にある学び舎「神明舎」オーナー富家家伝来のもの。京都の老舗「#丸平」による大正14年の作品です。私の帯は東京で手に入れたので、関東の並びなのです。

ひな飾り、関東と関西の違い、たくさんあります。22日水曜日12時15分から、西陣 #岡文織物 のインスタライブで、ひなまつりにまつわるお話、色々させていただきます。ぜひ聴きにいらしてね。
@rokumonjiya_okabun

村上隆さんのポップアップギャラリーで描いてもらった似顔絵

いまや隈研吾によるエースホテルとして定着した感のある京都の新風館。

壊す前に、2015年11月から2016年3月までの間、村上隆さんのカイカイキキによるポップアップギャラリーが開かれていました。初回はキム・ジョンギ個展。下書きなしで、どんどん絵を書いてしまう姿に驚きました。

レセプション会場で、彼の作品集を購入した人特典で、似顔絵を描いてもらったのでした。

今日は、そのときの懐かしい写真ヲ紹介。

11月なので、栗の帯です。着物は母の紬。八掛は蜘蛛の巣なんです。

今年の初詣は、三友の松竹梅も

今年は初詣の装いに、#松竹梅 文を加えています。

#上賀茂神社 の宮司さんがすぐに気づかれました。「きものと帯をあわせて松竹梅ですね」と。

#宮中歌会始 の、お題は「#友」。ゆえに、今年の #茶席 では「松竹梅」の取り合わせが目立つはず。なぜなら、寒さの中で花を咲かせる「#梅」と青々と緑を保つ「#松竹」は「#歳寒三友」と呼ばれて画家に愛されていたからです。

ここ数年、気になっていた#松 を中心に、寒い季節に友とすべき花や木々を、今春は積極的に纏うつもり。

写真は 上御霊神社  と上賀茂神社(右)にて。帯揚げ、帯締めは変えています。

葵文で初詣

#上賀茂神社 では例年5日まで(今年は9日まで)は、#本殿前に進んでの参拝が可能#御神酒も樽から頂けます。今年は元旦と3日、2回も参拝して御神酒を頂き、清々しい新年を迎えております。顔はむくみがちですが。

#干支枡 に描かれている二葉葵が#ご神紋 ゆえ、きものと帯は、#葵文 で。#辻が花 は肉厚であたたかい。

私の初詣は歳旦祭から

私の初詣は歳旦祭参列。

除夜の鐘をついてから、そのまま徹夜で3時に和服に着替え、タクシーで上賀茂神社へ。その間、朝まで生テレビをつけているので、年に一度は、この番組を観ることとなる。

昨年は雪が舞っていたが、それに比べて今年は暖かだった。本殿前に1時間。その後、境内にある摂社末社に参拝するのに30分。足先が冷たくなったころに、直会。

外に出ると、すっかり夜はあけて、友人と合流して再び参拝。卯杖を授与してもらい、御神酒を頂く。樽酒が最高に美味なのです。

一旦帰宅して卯杖を神棚に供え、仮眠。夕方からお節などなど。

 

新春のお慶びを申し上げます

 

 

 

 

 

 

藪長水の描いた兔の帯を締め、
八坂神社で大国主命と兔と共にご挨拶。
昨年、寅から頂いたエネルギーを蓄えつつ、
卯のごとく、飛躍の年にしたいところ。
仕事で引き籠る時間が増えそうな気配ですが、
今年もご愛顧のほど、よろしくお願い致します。

令和五年癸卯歳
秋尾沙戸子

干支送り、虎に感謝

「干支送り」の12月も終わろうとしています。
虎からエネルギーをいっぱい頂いた1年でした。感謝の気持ちをこめて、この2ショットを皆さんと共有したいと思います。
写真は、今年初めに報恩寺で公開された「鳴虎図」の前で。禁じられていた写真撮影でしたが、ご住職から特別にOKが出ました。レプリカではありません。
今年の大晦日は、八坂神社に早めに参拝。朮火を灯す瞬間に立ち会いながら、そういえば、昨年は雪が舞っていたことを思い出しました。
この暖かさに気を良くして、念入りに摂社末社詣りしていたら、さすがに冷えてしまいました。腰痛がぶり返しそうな気配。
皆さま、ご支援、ありがとうございました。
どうぞ健やかに、良いお年をお迎えくださいませ。
2人、立っている人、室内の画像のようです

三井寺(園城寺)長吏拝堂式へ、吉祥文の付下げで

日は立冬にして天赦日。三井寺長吏拝堂式に参列したあとに祝宴会場にて撮影。三井寺ゆるキャラ「べんべん」と2ショット。上が鐘で下が亀らしい。

以前、薬師寺の晋山式に参列したことがある。その際も新管長の装束を見ながら思ったものだ。バチカンの教皇とそっくりではないか、と。今回も、3枚目の写真を観ると、バチカンと間違えてしまいそうだ。

さて、私のコーディネート。おめでたい席なので、この付下げを。20代のときに母が用意してくれていたもの。友人の披露宴で活躍しました。世田谷の住宅街にある「いその」は、センスいい着物を置いていて、母がため息まじりにウィンドウを眺めていたのを覚えています。

ブリブリ若作りに見えるかと心配したけれど、袈裟をまとった門主クラスの年配者が集う会。中では若輩者の私がお祝いの席に纏うには悪くない選択でした。

帯は誉田屋源兵衛、金銀の市松文。祝宴用には、龍村や川島など母の重厚な帯のもあるのですが、朝早くから一人で結ぶにはチト大変。美容院で着付けをお願いするとき限定。誉田屋の帯がいいのは、糸が細くて軽いこと。袋帯も早く結べます。

【エンジン01オープンカレッジin岐阜】3(最終日)

遅れ馳せながら、10月末のご報告。
朝の「まちなか講座」では、伊東豊雄さんが設計した岐阜市立図書館「ぎふメディアコスモス」へ。建築家の竹山聖さん、煎茶一茶菴家元で図書館長経験もある佃一可さんと。磯田道史さんは、別講座へ。その前に捕まえて、ホテルで記念撮影。
いやあ、さすが伊東豊雄さん。「ぎふメディアコスモス」は素敵な空間でした(詳細はググってね)。こんなワクワクできる図書館に幼いころ通っていたら、私も天才少女になっていたかも。バブル期に、地方自治体が、こういう図書館創ってくれていたら、政財界にクリエイティブな人材が揃って日本はまともになっていたかも。などとつい後ろ向きに考えてしまうのだが、いまからでも遅くはない。そこに身を置くと、日本の未来に希望ができる気がしてくるから本当に不思議な空間なのです。こういうモデルがあれば、ほかの自治体がきっと追随してくれると信じたい。
午後は、クロージングシンポジウム、田原総一朗さん、三浦瑠麗さん登壇で、「朝生」モードに。茂木健一郎さんがお茶目さんぶり発揮して、会場駆け回って司会してくれました。一緒に観覧したのは、浅葉克己さん(アートディレクター界重鎮)、大樋年雄さん(大樋焼当代)。閉会式を経て、各々、帰途についたのでした。
コロナでブランクあっただけに、みんなの笑顔に会えただけで嬉しかった。今回は縮小体制だったけれど、「エンジン01文化戦略会議」は毎年、地方都市を巡って、地元の方々と交流を深めています。ぜひ私たちを呼びたい!という行政の方は、ご一報くださいね。