祇園祭前祭宵山には、一力にてお茶会があります。大寄せのお席なれど、祇園甲部の舞妓さんたちがお運びをしてくれるので、話題になります。昨年はご縁がなかったのですが、今年はお誘い頂いたので、朝いちばんに伺いました。
その後、松原通、そして船鉾へ。
午後は太子山の秦家に伺うことが決まっていたので、きものは葵文の絽をまといました。渋谷円山町に残る呉服屋さんに戦後の話を聞くうち、つい購入してしまったのでした。帯は誉田屋さんの源氏香文。写真はのちほど。
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
@六角東洞院。数日前の夜、ここを通った時に、壁に描かれた青いボトルを見て、「なんで、ここにブルーボトル、まさかねえ」と会話したばかり。
今朝通ったら、本当にお店がオープンしていて、びっくり。といっても、8月末まで限定で、テイクアウトのみ。ここで座って飲めるようになるには、秋まで待たねばなりません。
あまりに近所なので、帰宅して校正を送ってから、青い服に着替えて再訪した。だって、私のブルーボトルデビューは、つい先月。南禅寺にて早朝、吉田市蔵さんの点てたお茶を頂いた仲間たちで、朝8時に一番乗りで店に入り、モーニングのワッフルを頂いたばかりというご縁なのです。辻森自転車商会が内装いじっていると思ったら、こんな風につながった。同じご町内ですもの、応援したくなります。
朝10時から夜7時まで。水曜定休。祇園祭宵山で、賑わうこと間違いなし。八百一の隣だから、買い物のついでに、どうぞ。放っておいても、覗きたくなりますよ、そんなお姉さまがいっぱいいました、さっきも。
今日は秋尾企画のサロンがあるというのに、本番前に倒れるかもという、熱中症的症状でした。食事会の前に軽く祇園祭の講座を開くつもりでパワポ準備中に、脂汗は出てくるわ、頭痛はするわで、あわてて祭友の八木沢さんに連絡をとり、最悪は代講をお願いしたのであります。