2019年10月 正倉院展内覧会へ、鳳凰の帯で

正倉院展、今年は内覧会でじっくりと。Sさんに感謝。ありがとうございます。

毎年、奈良に来てから思うのです。龍村のような仰々しい袋帯ではなく、正倉院展にふさわしい名古屋帯を捜さねば、と。今回は、誉田屋製螺鈿の袋帯も候補でしたが、天皇即位を記念して、鳳凰の帯を締めました。色使いも含め、歌舞伎座ロビー絨毯の鳳凰と酷似しています。歌舞伎座を訪れたら確認してみてね。

赤い鞄は、友人がインドの職人さんを助けるために始めたプロジェクトの産物。中はインド更紗です。大きさが調整できるのもうれしい。雨が止んだので、会場の外では雨具を入れています。

外に出ると、木々の梢が色づいていました。奈良は近畿で最も紅葉が早いのだとか。会場を出て、閉門前の春日大社で参拝した後は鰻を、白焼きとダブルで堪能しました。ご一緒してくださったFさん、ありがとう。

 

2019年10月 ご即位のご大典

天皇陛下ご即位のご大典、お祝い申し上げます

朝は、上賀茂神社の即位礼当日祭に参列しました。
神事の間、いつもの烏の声はなく、しかし、皇居ではそれが聴かれたとの説があります。八咫烏は、東京に集結したのでしょうか。

この日、境内で見かけた花嫁花婿、七五三のお子たち、なんと幸運でしょう。私が楼門脇で引いたおみくじも、奉祝ムードにあやかって大吉。ありがとうございます。

新しい天皇とともに日本がいつまでも平和で、そして全人類に神のご加護がありますように。

追伸:私のコーデは平安神宮のときと同じ。太陽に近い朱色に、菊の帯で。八咫烏を締めるかどうか、さんざん迷った末。

 

2019年10月 平安神宮献茶式へ 菊の刺繍帯で

藪之内流による献茶式@平安神宮

平安神宮の神事に参列したのは初めて。お家元の献茶式とダブルで、神聖な気持ちになりました。

鳥居色の着物を選んだのは、即位の礼を意識して太陽の色、平安神宮朱塗りの色、各々に敬意を表してのこと。お太鼓は菊、前は紅葉の刺繍帯を締めました。

2019年9月 誉田屋製 破れ格子浴衣+北斗七星帯で、富家宏泰回顧展最終日へ

建築家・富家宏泰回顧展最終日。和服で撮り治め。

3ショットは、歴彩館の平井副館長、ご子息の富家大器さん、そして私。3人の友情で実を結んだような回顧展でした。裏話をすれば、ぶちぶち言いたいことは山ほどあれど、1265人に足をお運び頂いたことに感謝。ありがとうございます。とりわけ私とのご縁で来場してくださった方々には感謝しかありません。

2019年9月 弘道館から富家宏泰回顧展へ 萩文の着物に蝶の帯2種

22日朝は一番で、弘道館で吉田&三窪による比翼点てのお席へ。何を着るか、寝不足で頭回らず。予報ではこの日は前日より暑そう。厚地の単衣はつらいし、うーん、萩と桔梗文の着物に、赤地の蝶文の帯でいいか、と視界に入った少し透け感のある帯をしめたら、弘道館スタッフ、皆さん重厚な帯。マズイ。秋モードにしないとダメかも。30分だけ帰宅して、袷用の蝶文の帯に締め直す。数年前、萩に蝶がとまるのを目撃してから、この着物に締める帯は蝶しか考えられない私。最初は祖母の紺地夏帯だけだったのに、気づいたら、うちには蝶の帯が3本になっていた。

さて、帯を変えて、控室で食すお菓子もピックアップして、MKで上賀茂の某所まで予約していたお弁当を取りに行く。その後は、富家宏泰氏回顧展@歴彩館で、ギャラリートークを受けてくださった井上章一さんのアテンド。そうです。この日、会場に足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

ワシントンハイツ(新潮文庫)は書店でみつけてくださいね

こちらのブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

『ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後』(新潮文庫)は、大手書店、もしくはアマゾン、楽天ブックスでお買い求めいただけます。この帯がついた状態で売られているのは、リアル書店のみ。探してみてくださいね。

書店にない場合は下記のサイトから購入できます。

AMAZON https://www.amazon.co.jp/dp/4101359865/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/11253139/
HMV https://www.hmv.co.jp/product/detail/4171503/

浴衣の自分発見!@「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祇園さんの来はる夏」

ながら、で見ていました、NHKのこの番組。前半は昭和天皇の番組とザッピングしつつ、後半は、こちらにフィックスして。

もう終わるであろう時間帯。あれ? 私と思しき人物が映っているではありませんか。でも、人違いかも。録画していなかったので確かめる術もなく、あれ?というモードのまま。しばらくして、「さとこさんだよね」というメッセージがいくつか入り込んできて、やはり自分だと確信した。

半分ドラマ、半分ドキュメンタリーだから、映り込むことありかもだが、撮影されていたことに気づかないなんて。メディアにいた人間として、わきが甘いですね。

9月に再放送があるようです。さて、私はどこにいたでしょうか。確かめてね。もちろん、浴衣姿だよ。色は写真のグリーン系。ヒントは御旅所。

 

追伸:【答】は最後の最後でした。

 

2019年8月 奈良の隠れ家サロン「三五夜」へ 小百合文で

奈良の隠れ家サロン「三五夜」さんへ。ここの月釜、今日がデビューです。

まずは、立派な蓮に圧倒されました。朝一のお席だったから、蓮が最も元気な状態です。しかも、大好きな桜井で生息しているものをお持ちになったと聞いて、興味津々。桜井は古代史の秘密に満ち溢れている土地なのです。

お正客の大西さん(三船祭以来お目にかかるの2度目)のお話が面白すぎて、笑いをこらえてお点前されるの大変だったかも。笑顔がいっぱいのお茶席。お茶もお菓子も美味しく頂戴いたしました。ありがとうございます。

 

盛夏のお茶席に何を着るかですが、襦袢を着れば、お茶席に浴衣を着て大丈夫と京都に来てから教えられ、この日、初めてトライしました。襦袢が麻なのもあって、涼しく過ごせます。

小百合文の浴衣は、生地でまとったときにアジアの空気満載でしたので、東南アジア訪問に買いました、セールで8千円。

帯は蝶文の絽。この襦袢を着れば、お茶席に浴衣を着て大丈夫と京都に来てから教えられ、この日、初めてトライしました。襦袢が麻なのもあって、涼しく過ごせます。帯は蝶文の絽。この夏、よく活躍しました。