神戸北野茶会? 北野天満神社へ梅文の帯で

神戸の北野は、京都の北野天満宮から来ています。平清盛が北野天満宮から御霊分けをして北野天満神社を建て、そう名付けられたとか。

その鳥居前のお店の名物カレーを点心に、11日、お茶会が開かれました。ご亭主は写真の和尚様。

天神さんですから、私は梅の帯を選びました。着物は細かい市松文(微塵格子という)。背景の窓の外が境内までの階段。あまりに急で、驚きます。もちろん、息も切れます。

新春のお慶びを申し上げます

辛丑歳の今年こそ、牛頭天王ご加護の下で疫病退散、
明るく楽しい1年を過ごせるよう切に願う初春です。
講談社現代ビジネス「フラウ」ウェブ版で
昨秋よりコラム連載を始めました。
題して「アキオとアキコの京都女磨き」。
私の文章と、人気漫画家・東村アキコさんのイラストで、
京都で受け継がれてきた伝統文化の奥深さや神仏を敬う心を
仕事に忙殺される都会の女性に届けることを目指します。
今後ともご指南ご支援のほど、お願い申し上げます。
  令和3年辛丑歳正月
                    秋尾沙戸子

追伸:写真は許可を頂き、「逝きし世の祇園祭の神々」@源鳳院にて撮影

2020大晦日 空いている八坂神社境内を中心に

①年越し蕎麦@東洞院尾張屋 今年は16時で閉めるというので、早々に

②八坂神社をけら詣り こんなに空いている境内は初めて。いつもは群衆でいっぱい。十六夜が美しかった

紅白をみる

③鐘つき@六角堂 こちらの列も少なめ

上賀茂神社歳旦祭参列のため、徹夜。朝生を見る

祇園牛頭天王に会いに、源鳳院へ 母の訪問着幾何学文で

岡崎の源鳳院さんで開かれた「逝きし世の祇園祭の神々」を観に。

山科伯爵邸 源鳳院にて、築百年を記念しての展覧会。祇園社旧神官家の末裔が収集された「祇園牛頭天王」の神像、明治以前の祇園祭の神々の図像や、江戸時代の祇園社を描いた屏風図を眺めつつ、古き世の祇園信仰を感じて帰ってきました。

八坂神社は明治までは祇園社感心院。祀られていたのは牛頭天王でした。素戔嗚尊と同一視されてからの歴史は深いのですが、牛頭天王は明治政府に敵視されて、表舞台からは姿を消しました。

祇園牛頭天王は私の守護神かもしれぬ、と勝手に思い込み、いま最大の関心事は、牛頭天王さまなのです。

この日の着物は母の形見。帯は市松、さりげなく丹次郎モード。

 

葵文に稲穂文の帯で、上賀茂神社新嘗祭、そして伊東久重さんの御所人形を観に

洛北の上賀茂神社は、青も深紅も、散り始めた葉も・・・。しかし、気温はとても暖かな七五三日和でした。新嘗祭には、葵紋の辻が花に、稲穂の帯を締めて参列。

のち、虎屋ギャラリーで開かれていた伊東久重さんの個展へ。オリンピックを意識したお人形が5体。かいらしくてかいらしくて、これを見ていたら、何があっても五輪が開かれることを祈りたくなりました。